「126 かるみ」
美術品のように美しい茶筒、かるみ
明治41年、我戸木工所として創業した我戸幹男商店は、木地屋の理念を受け継ぎ、漆器の元となる木地の完成度にこだわったモノづくりをしています。
「かるみ」という名前は、俳人松尾芭蕉の俳諧理念の一つ「軽み」から引用されました。知識や技巧に凝らず、日常生活の中で感じ取った淡白な心境を表現。内面から滲み出るような美しいデザインの理念にも共通しています。
Karmi Tea Canistersは、2010年度グッドデザイン賞・中小企業庁長官賞、2011年度ドイツ・デザインプラス賞に続き、2012年には世界で最も権威あるデザイン賞の一つ、ドイツ連邦デザイン賞において1500点以上の候補の中から銀賞を受賞しました。
*https://www.shokunin.com/jp/gato/karmi.html より
株式会社 我戸幹男商店 石川県加賀市山中温泉上原町ヨ 58-1
明治41年(1908年)ろくろの町、山中温泉にて我戸木工所として創業しました。
その木地師の意思を受け継ぎ、天然の素材が生み出す美しい木目、木地師一つ一つ丁寧に挽き上げた木地の完成度を重んじ、決して隠すこと無く豪快に木目を見せます。
それは、裏を返せばごまかしが利かないことを意味し、素材、木地の精度、透明感のある拭漆、全てが完璧になってこそ成り立ちます。
我戸幹男商店では伝統的な山中漆器の高い技術を活かした実用性、和の美意識に基づいた高い芸術性を追求し、長く愛される漆器作りを心掛けています。
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