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原子力安全・保安院の「やらせ」問題

2011-07-30 10:03:24 | 独断と偏見
 原子力安全・保安院主導で「やらせ発言」があったことが発覚した。

 なんとも間抜けな話である。

 今の時代、日本国民誰もが「スピーカー」になれるのに、完全な「口封じ」なんてあり得ないのだ。

 「原発関連説明会」などでは、当然「反対派」がこぞって質問にやってくる。
一昔前みたいに「沈黙」との引き換えに「金銭要求」は少なくなった分、「反対派」-特に政治団体系は「圧力」をかけてくる。

 「説明会」などにおいて、「質問」する方が「有利」な立場。
けちょんけちょんにけなして「説明者を困らせたり」、混乱に追い込むことは容易である。

 逆に「推進派」の意見は少ない。
席上で「反対派」の圧力に屈するだけでなく、「素人」が「賛成論」を説くことは難しいから。説明者に「意見同調」する場合は、「賛成!」ぐらいしか出ないのが実情である。

 つまり「説明者」が「反対派」を論破できる「技量」もないのが問題。
何もやましいことがなければ、真っ向から「対決」すればいい。

 今回のように「賛成派発言をやらせ」とするのが発覚した時点で、「説明者には何らかの落ち度・説明できない何か」があるように受け取られても仕方が無いのだ。

 「裏取引」ができない現代では、反対派の意見を「論破」できる技量を身につけた「説明者」が必要である。
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