昨日のマスターズ。
優勝した松山英樹が称えられる中、それ以上に注目されたことが・・・
「おじぎ」
松山英樹がホールアウトした直後、グリーン上でひとつの行動が世界中の注目に。
松山英樹のキャディーが、全プレイヤーがプレーを終えた18番グリーン上、最後に「一礼」した。
偶然にも映し出された「日本の伝統的礼儀行動」。
以前にも話題になったのが「サッカー日本代表 長友佑都」のおじぎ。サッカー界がその「奇妙にも思えたおじぎ」が何かを世界に伝えた。
それもあってか、キャディーのとった行動がまた世界に発信された。
偶然映し出されたその映像は、なんとも素晴らしかった。
もうこれで「今年のマスターズ」は終了。1年は静かになるコース。
長かったマスターズの4日間。
厳しい戦いのあと、まだ背中越しに祝福の歓声が残る中、キャディーは静かに「ピン」をホールに戻した。
そして「一礼」。
18番ホールに、いや「コース」に対して頭を下げた。
いや「コース」だけでなく「全プレイヤー」「観客」「関係者」など全てに対して「敬意と感謝」の意を伝えたのだろう。
なんとも「神々しい光景」であった。
松山英樹のキャディー「早藤将太」氏。
1993年10月7日生まれの27歳。
東京都出身。
中学時代からゴルフを始め、明徳義塾高校→東北福祉大学へ。
松山英樹の2つ年下であり、高校の先輩である松山を追いかけて同じ大学に進学。
卒業後、プロゴルファーになるが2019年より松山の専属キャディーに。
松山英樹の気心しれた後輩。優勝の陰にこの後輩の力もあったのでは?
この「おじぎ」には重鎮がコメント。
ゴルフを始めた頃は「青木功ジュニアクラブ」に所属。
青木氏曰く「礼儀が一番」と教えたという。
日本人ゴルファーの夢を達成しただけでなく、陰で支えたキャディーの行動で、「日本人」が見直されたことだろう。
なんともいい話である。
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