アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

「自分さえ良ければ」は、幼児から培われる

2015年02月06日 | Weblog
 容疑者に精神鑑定が必要…まだ犯人は捕まっていませんが、どうみてもその部類だなと思われる事件がまた起こってしまいました。「責任能力がない」との鑑定結果が出ると、被害者は犬死にですよ…。
 で、私は生育過程において、「重大な事件を起こす可能性がある子なのかどうか」は、分かるのじゃないかと思っています。
 このようなことは、公には言ってはいけないのが日本。言ったからといって、どーしょーもないのが日本。

 7歳児に…
 1 授業中に、大声で奇声を発する。見かねた私が、教室の前方ドアから廊下へひきずりだしたら…猫のように立ち上がり、な、なんと後ろのドアから教室内へ。教室内を逃げ回った(授業中ですよ)。この子って…
 2 休み時間に本を読んでいた女の子、その子の手が机の上にありました。その手をいきなりたたきつけた男児…。通り魔です。
 3 女の子のクビを締め、「いうことを聞かなければもっと強く締めるぞ」と言った男児。家庭と連絡を取りましたが、男児の保護者は、「何でもなかったんでしょ(そのぐらいのことで、電話してくるなよなぁ)」と…
 4 私の足を蹴ってきた女児。「なにするんだ!謝れ!」と、言うと、「私じゃないもん」と。実際は、親愛の情の表現だとは分かっていますが、蹴るのはよくない。その後、女児は、「私が蹴った証拠あんの?えーっコラ!証拠を見せろ、じいさん!」。だいたいこのあたりで始業のチャイムがなってしまいますので、無念の打ち切り。
 なお、この女児は、「教室内で、物が紛失する事件(誰かが、新しい文具などを持ってくると、放課後までになくなる)にほぼ100%関わっている可能性が高い。注意して見ていかなければならない子です(スクールカウンセラー)」。どうして、「…関わっている可能性…」なのかといいますと、ほかの子の証言では黒なのに、「私は盗ってない。証拠あんの?えーっコラ!証拠を見せろ!証拠もないのに子どもを疑うもんじゃないよ!」。どこでこのような性格ができあがったのでしょうか?わずか7年で。
 5 自分の机上のゴミが邪魔で、教室内のあらぬ彼方へ投げる子たち。教室がゴミ箱という話ではなく、「自分さえよければ、ほかの人の迷惑など、なーんも、関係ない」ということ。日本で起こっている事件って、皆このようなことでしょ。

 とりあえず私が恐れているのは、「通り魔」「首締め」「証拠を見せろ」の3人です。赤ちゃんに危害を加える可能性があります。弱者と見れば、なにをするか分かったもんじゃない。挙げ句の果てに、「証拠あんのかぁ!証拠を見せろババア!」。警察相手でも、「子どもを疑うもんじゃないよ!」だろうなあ…。

 今朝のアンティークマン、結論は出ませんが…金沢21世紀美術館の秋元雄史館長の言葉をご紹介して、やり場のない気持ちの一端をご理解いただきたく…。

「お絵かきや工作、遊びなどを十分に体験している子どもは、分からないからといって作品を蹴るようなことはしないですね」