アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

本当の閉店セール

2015年02月22日 | Weblog
 「閉店セール」が、ひとしきり話題になりました。「閉店セール」の本当の姿はみなさん気づいていたと思います。しかし、そんなのは詳しく調べようとも思わない。それを立教大学の学生が調査した。これは、クレジットです。パチンコ屋さんの、「本日開店」というのも調査していただきたいもの。「閉店」していないのに、毎週「開店」のチラシが入ってきます。

 閉店に話を戻します。「閉店セール」の、幟は出ているが、閉店する様子がない。で、立教大学法学部の学生が、東京都内で「閉店セール」を掲げた9店舗を調査した。うち5店舗が半年間営業を継続していた。この調査に半年以上を費やしたのかぁ!よくやった!

 で、学生たちは、調査結果を基に消費者庁を訪ね、「今買わないと損だと思わせるのは景品表示法違反だ」とし、国の対応を求めた。店舗リニューアルの際、「一時閉店」によるセールを繰り返す場合も。貧乏人の私などは、「なぬ?一時閉店セール?きっと投げ売りするだろう。買いに行かなきゃ損」と、思います。そんな欲のはった貧乏人向けの…いわばキャッチコピーですね。

 だからなんなんだって?実は、今朝の新聞折り込みチラシに…
 「本当の閉店セール」というのがありまして…!
 ウソの閉店セールが華やかな現代、本当に閉店する場合は、「本当の」と、付けなければなりません。ウソの場合は、「ウソの閉店セール」と、しなければなりません。そうすると、景品表示法違反を問われなくても済むわけで…。