アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

ランドくんの入院…

2015年05月03日 | Weblog
 有名幼稚園へ首席入園した孫のランドくん。また、孫の自慢かって?身内を自慢するほど品のない人間じゃありませんよわたしゃ!
 4月から、ランドくんは首尾良くその有名幼稚園に通園しておりました。なにしろ、3歳5か月の幼児が、初日からバス通園!泣いただろうって?笑顔で、「行ってきまーす!」だったそう。土曜、日曜は幼稚園がお休みであることが不満。有名幼稚園だけあって、カリキュラムが興味深いものばかり。年少組から、「英語」もある。

 そのランド君、「嘔吐、下痢、発熱(40℃)」に見舞われた。かかりつけの小児科医院へは毎日通ったが、症状は改善されない。ランドくんの父親(我が家の次男坊)から、「もう、4日間も40℃の熱が続いているんだけど大丈夫だろうか?」との電話も。遠く離れて暮らしている私どもとしては、「毎日病院へ行っているのであれば、大丈夫じゃないの…」と、言うしかなかった。

 そして、主治医が、「総合病院を紹介させていただきますので…」。そりゃないよー…ですよね。3歳5か月が、「嘔吐、下痢、発熱(40℃)…5日目」ですよ!生きているのが不思議なぐらい。早く判断しろよ!

 総合病院では、「胃腸炎と肺炎です。無気肺になっている。中耳炎も」。大変なことになっていた…。胃腸炎も怖いが、肺炎になっていた!細菌性肺炎、ウイルス性肺炎、マイコプラズマ肺炎、そして、レジオネラ肺炎もある。自殺→ガンに次いで死亡率が高いのが肺炎でしょう!
 即入院。しかも、隔離のため個室。個室使用料金は一日あたり5,000円(この病院には1日、23,760円の個室もある。J天堂大学病院では、1日、18,000円という個室もあるが、単なる狭い病室)。5,000円の個室、自分の都合ではなく感染防止のためなので無料になるかも知れないんだって。

 ランドくんには、1歳の弟(ブルゥク:Brook)がいます。ブルゥクくんは、病院内に入ることが出来ない(禁止:感染防止のため)ので、母親がランドくんの付き添いをしながらブルゥクくんのお世話をするのは不可能。そのため、母親のご母堂様が急遽飛行機で駆けつけた。ご母堂様に何日も付き添いをしていただくと(夜は寝られない、食事もままならない)…病気になってしまいます。そのため、交代要員として、我が家の家内も飛行機で駆けつけた。

 30年近くも前ですが、ハーバード大学医学部、MIT医学部に合計400人の日本人医師が勉強に来ておりました。なぜこれほど多くの日本人医師が?…「東京の医療は米国より30年遅れている。日本の地方都市の医療は、東京より10年遅れている」。そうなると、地方都市のさらに田舎在住の私など、米国の医療から50年も遅れた医療サービスを受けていることになる。それなのに、東京で40℃の熱の幼児を5日間も…。田舎の病院だって、40℃の熱が2日も下がらなければ、次の手を打ちますよ。

 得た教訓は、「素人判断でも、おかしいと思ったら行動に移すべし」です。
 トンネル内の列車火災で、車内アナウンスは、「動かないで」でしたが、「逃げなければみんな死ぬと判断した乗客が窓ガラスを割って脱出して助かった」ということがJR北海道でありました。車内アナウンスにしたがっていたら、全員ダメだったことでしょう」。

 なお、後で得た情報では、かかりつけの小児科にはレントゲン撮影の設備がなかった…!それじゃあ、肺の写真など撮れるはずもなく…。技師を雇うと人件費がかさむからかなあ…。