長野県茅野市の諏訪中央病院名誉院長、鎌田實さん。「がんばらないけどあきらめない」…これ、素晴らしいなあと思いました。
「がんばる」は、20世紀の日本の文化そのもの。戦争を引き起こしたのもがんばった結果だし、戦後の奇跡の復興を遂げたのも「がんばろう」の合言葉のもと。
がんばった結果として…(20世紀後半になって)自然を壊し、経済や教育や家族のあり方を壊し、そして自らの健康を壊してきてしまったような気が…。(た、た、確かに…!流石、鎌田實さん!頑張らなければ、何も壊さなかったはず。こういう主張にふれるにつけ、フロイトは凄い人だったんだなあとつくづく思うのですがね。鎌田實さんは、間違いなくフロイトを読んでいますね)
鎌田さんの主張は続きます…がんばるときは交感神経が刺激されて、リンパ球が減って免疫機能が低下しています。がんばる人のほうが、がんになりやすいのです。
そ、それを早く言ってよっ!知ってたら頑張らなかったのに。
だけどぉ…、「頑張らない→働けるのに働かない→無職→凶悪事件を起こす」最近凄く多いですよ。捕まった犯人のほとんどが「無職」。鎌田さんの「(がん治療などを念頭に置いた)頑張らない」とは、違う話だって?いえいえ共通項はありますよ。
「あなたは誰かのために生きていますか?」と、問われたときどう答えるか?私は、「妻のため、子どものため、孫のため」と、答えると思いますが…。
これについて鎌田さんは、「1%だけでも誰かのために」と提唱している。鎌田さんが昨秋出された、「1%の力(河出書房新社)」に書いてあります。
1%は誰かのために生きなさい。個人も社会も幸福にする、小さいけれど、とてつもない力…。(中略)1%は誰かのために生きてみてください。
例の90歳の老女。胃ろうをして、(胃ろうの手術をした総合病院から)元の療養型の病院へ戻りました…意識は、あるんじゃないかと思いますが言葉を発することが出来なくなってしまっております。胃へ直接栄養を送り込まれて、「ただ、生きている」。その様子を見ていて、「あなたは誰かのために生きていますか?」と、考えたとき、鎌田さんの1%を思い出しました。
生きていてくださるだけでも…1%を遙かに超えている。もっとも、1%なら、がんばらなくてもOKかなぁ…。
「がんばる」は、20世紀の日本の文化そのもの。戦争を引き起こしたのもがんばった結果だし、戦後の奇跡の復興を遂げたのも「がんばろう」の合言葉のもと。
がんばった結果として…(20世紀後半になって)自然を壊し、経済や教育や家族のあり方を壊し、そして自らの健康を壊してきてしまったような気が…。(た、た、確かに…!流石、鎌田實さん!頑張らなければ、何も壊さなかったはず。こういう主張にふれるにつけ、フロイトは凄い人だったんだなあとつくづく思うのですがね。鎌田實さんは、間違いなくフロイトを読んでいますね)
鎌田さんの主張は続きます…がんばるときは交感神経が刺激されて、リンパ球が減って免疫機能が低下しています。がんばる人のほうが、がんになりやすいのです。
そ、それを早く言ってよっ!知ってたら頑張らなかったのに。
だけどぉ…、「頑張らない→働けるのに働かない→無職→凶悪事件を起こす」最近凄く多いですよ。捕まった犯人のほとんどが「無職」。鎌田さんの「(がん治療などを念頭に置いた)頑張らない」とは、違う話だって?いえいえ共通項はありますよ。
「あなたは誰かのために生きていますか?」と、問われたときどう答えるか?私は、「妻のため、子どものため、孫のため」と、答えると思いますが…。
これについて鎌田さんは、「1%だけでも誰かのために」と提唱している。鎌田さんが昨秋出された、「1%の力(河出書房新社)」に書いてあります。
1%は誰かのために生きなさい。個人も社会も幸福にする、小さいけれど、とてつもない力…。(中略)1%は誰かのために生きてみてください。
例の90歳の老女。胃ろうをして、(胃ろうの手術をした総合病院から)元の療養型の病院へ戻りました…意識は、あるんじゃないかと思いますが言葉を発することが出来なくなってしまっております。胃へ直接栄養を送り込まれて、「ただ、生きている」。その様子を見ていて、「あなたは誰かのために生きていますか?」と、考えたとき、鎌田さんの1%を思い出しました。
生きていてくださるだけでも…1%を遙かに超えている。もっとも、1%なら、がんばらなくてもOKかなぁ…。