アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

国名表記からは「ヴ」が消えたけどね

2025年01月09日 | Weblog
 孫の一人が2か月になった時のことです。「ヒブワクチン」を始めたという。
 私は、びっくりしました。ヒブにワクチンができて、生後2か月から接種できる?いつのまにか、ヒブが予防できるようになっていた?!

 …カミサンが、ヒブワクチンを知らなかったの?という顔をして私を観ておりました。
 カミサンが言うには・・・ビブは、「致死率・予後不良率の高い細菌性髄膜炎」の予防接種なのだそうで。 
 そりゃあないでしょう。ヒブは、「人の免疫細胞に感染して免疫細胞を破壊し、最終的に後天性免疫不全症候群(エイズ)を発症させるウイルス」のはず。

 カミサンは、なかなか粘る。
 カミサン:「髄膜炎の予防接種ですよぉ。エイズとは関係ありません」
 私も負けちゃあいられない。
 私 :「ヒブの英語表記はHIVだろう!」(勝ち誇る)

 カミサン:「ヒブはHIBでしょう!」(あきれ顔で、さりげなく勝ち誇る)
 私 :「Vはヴィと発音してよっ。下唇を噛んでさぁ。ビィはないだろう!」
 カミサン:「エイチアイビー(HIB)ですよっ!Bはビィでしょ!下唇を噛んで、どーすんの!」

 孫の予防接種で、爺と婆が口論する…たかが予防接種で。というよりは、たかが「V」と「B」での口論。
 HIBは、「Haemophilus Influenzae B」の略。
 HIVは、「Human Immunodeficiency Virus」の略。
 な、な、なんと私が無知でした。「ヒブワクチン」は、「HIB」でした。ヒブはヒブでも、「HIB」と「HIV」は全く別のものでしたぁ。嗚呼!恥ずかしい。

 責任転嫁するつもりはありませんが、外国語のカタカナ表記については、どうにかしなければならない転機にあると思います。
 私の意見は、「無理してカタカナ表記にせずに、原語表記にすべき」ですね。

「ランチは、ホットドックとトマトでした」
 この文を発音に近く表記すると
「ランチはハッドッグとトメイトォでした」
 
 このように書くと、「なんじゃこりゃ?」ということになりますね。
 こう書いた人は、
「発音に近く表記すべきでしょうがぁ!」
 と、譲らないでしょう。
 そういう議論になるので、私は次のような表記を提唱します。「書く時限定」ですよ。
 「lunchは、hot dogとtomatoでした」
 どうでしょう!こう書けば、発音に近くも遠くも関係ない。原語ですから。

 なぬぅ?そうなると、日本語の表記にはならないだろうだって?ハイハイ、所詮、日本語ではない言葉を日本語で書き表そうというのですよ!提案するだけならいいじゃないですか!
 毎日のように新しい英語(外国語)が入ってきます。どう表記するかを検討している時間など無いのです。原語で表記すべきです。
 そうなれば、「ヒブ」を、「HIB」なのか「HIV」なのかで、夫婦で口論せずに済むので~す。