アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

犬は賢いという 他愛ない話

2025年01月23日 | Weblog
 18歳の飼い猫がおります。猫の年齢を人間年齢に換算する計算式は「24+(年齢−2)×4」。24+16×4=88。人間の年齢に換算すると88歳です。猫ちゃんトイレ以外の場所で、小用を足すようになってしまっております。
 私と目があうと、
「おう!おぬし、生きておったか。しぶといなあ」と、励ましてくれます。

 小型犬の場合の人間の年齢との換算式は、猫と同じです。

 知人宅へおじゃまし、夕食を御馳走になりました。ゴンちゃんという犬がおりまして、なかなか賢い犬。
「ゴンちゃん、靴下持ってきて」と、頼むと靴下を探して持ってくる。
「ゴンちゃん、新聞もってきてー」と、頼むと新聞を持ってくる。
 つまり、靴下、新聞、パジャマ…などを識別できる。犬は3歳児の知能があるといわれていますから。
 さらにおもしろかったのは、「○○ゴンくーん!」と呼ぶと、「ぁーい!」と返事をして左手(左前足)を挙げます。(○○は飼い主の姓)

 アラブ社会では、「犬」は不浄の動物ということで忌み嫌われる存在です。
 どうしてかというと…ムハンマド(イスラム教の開祖)が敵から隠れている時、犬がそばに来てほえたからだという説があります。
 こういう話は、真偽もヘチマもないです。猫については、犬とは対照的に大切にされています…アラブ圏の野良猫の多さはそのせいでしょうか。
 野良犬もいるにはいるが、仏教国の比ではありません。
 猫が、ムハンマドを守ったという話でもあるのかって?…し、知りません。ムハンマドが大変な愛猫家であったことは有名ですがね。

 リビアのカダフィ大佐が下水管に潜んでいた時に殺害されました。で、殺された時の映像に入っている音声、反体制派の声は、「アッラー・アクバル」と「カルブ」でした。
 アッラー・アクバルは、「神は偉大なり」。カルブは、「犬め!」。なぶり殺しにする直前に浴びせた言葉が、「犬め」。  つまり、「犬」は最大級の侮辱の言葉であることが分かります。 
 カダフィ大佐も、反体制派を「犬」とか「ネズミ」とか罵っておりましたがね。カダフィ大佐、「中東の狂犬」と、いうニックネーム(?)が付いておりましたねえ。

「犬がバスを運転した」と聞いて、ゴンくんの仕業かなと思ったら、オーストラリアのウッドリーくん(犬)でした。
 ウッドリーくんは、飼い主が運転する、20トンの二階建てバスに乗っておりました。買い主が飲み物を買いにバスを離れたスキに、サイドブレーキを解除して出発進行!バスはゆっくりふらつきながら動いていたという。
 ウッドリーくんは、いつも助手席に座り運転を学習していた。ちょっと目を離すと運転席へ乗り込み、ハンドルを握り運転の真似をしていたんだと。

 犬は賢い。インドやブータンの沢山の野良犬たちも賢いのだと思うと、いつか人間が負けてしまうのではないかと不安にさえなる。ならない、ならない!
 ところで、タイのアユタヤ駅には沢山の犬がウロウロしておりました。アユタヤが大変な洪水に見舞われたことがありましたが…犬たち、どうなったのでしょうか?
 賢いから、きっと生き延びているでしょうけど。「犬かき」という泳法も修得しているでしょうし。