アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

タイのトイレ・・・還暦還暦パパ、タイへ行く⑰ 

2008年06月11日 | Weblog
       タイのトイレ・・・還暦還暦パパ、タイへ行く⑰  
  下半身用個室?

 トイレの話が続いて申し訳ないが、知っておかないとね。
 還暦パパは、戦後の、「不平不満を言ってもしょうがない時代」から生きている。トイレが、臭いとか、汚いとか、お釣りが来るとか、隙間から下を見たら、(便槽が小屋になっていて)豚がいたとか、糞縄とか・・・文句など一切ない!全て受容します。ただ…糞縄を試した経験はないが、痛いと思う・・・。
海外へ行く場合、「トイレがどのようになっているか?」は、重要な関心事です。
 過去に驚いたケースは、フランスでしゃがみ込む形式のトイレがあり…「フランスでも和式かい?」と、それだけでも戸惑ったが…使用後水を流したら、両足の部分を除いて、便槽だけではなく床全体を洗う方式だった。一時、水上に孤立する状態。洪水に見舞われ、屋根の上で救助を待っている心境でした。水かさが増したら、靴も尻も洗われてしまったかも。コレって、便器周辺を汚す人がいるってこと?
 中国の場合は、行く先々のトイレで新鮮な感動をいただきました。「見られる」とか「恥ずかしい」とかは…特に気にしないのでしょう。強烈だったのは、看板は立派に「トイレ」と掲げられているが、「・・・あれぇ?何もない?」仕切りも便器も何もない、ただの原っぱ!・・・その辺で好きなようにやってくれ!というトイレ・・・。原点を見せていただきました。
 タイは、ホテルや都市部のレストランでは、ほぼ洋式トイレが普及していました。郊外へ出ると、自然に対して、栄養を与える形式・・・早い話が、「(前述の中国のように)どこでも好きなところでやっとくれ」という方式。コレって男子は良いけど女子はど~する?そういうところが気になるのが還暦パパ。総理の問責より遙かに重要な案件です!「トゥーサン(「父さん」ではありません)」という女性から回答をいただきました。
 「パートゥンで、用を足します。」
 パートゥンとは、人間が2人も入るほどたっぷり生地を使って、筒状に縫い合わせた・・・スカートというか、腰巻きというべきか…。要するに、パートゥン自体が簡易トイレみたいな…下半身用の個室で、その中で、用を足す。人に見られずに済むということ。慣れると、しぶきをかけることなくできる…しぶきについては、トゥーサンは何も言わなかったです。還暦パパの勝手な解釈です。パートゥン・・・。「都市部では、全く使われないので忘れていました。あなた問われて思い出しましたよ」だって。その程度の存在になっているようです。やがて消えてしまうのでしょうねえ。
 注意点として、女子がパートゥンを借りて茂みへ入る場合、コブラには十分注意した方がいいです。男子も同じか。

 水槽付が主流

 一般的なタイ式のトイレは、和式トイレと同じようにしゃがんで使います。日本では便器の穴の開いている方を前として使うが、タイ式は便器の穴の開いている方を後ろにしてしゃがみ用を足す。まあ大同小異。
 大きな違いは、便器の横に大きな水槽があるので、手桶で水をすくって・・・ブツを流したり、おしりを洗ったりする。タイでは、トイレットペーパーを流す習慣がない。その理由は、流してしまうとパイプが詰まってしまうから(レストランや中級以上のホテルなら流しても問題ない)。トイレットペーパーは備え付けのゴミ箱に捨てる。タイ以外にもこのような習慣の国があるが、日本人の感覚としては少々抵抗があるところ。還暦パパでさえ。
 なぜか、しゃがみ込むべき便器が床から30cm前後も高くなっているトイレがある。洋式便座のように、そこへ座るべきなのか、どっこいしょと登ってしゃがむのか、本当に迷ってしまう(もちろん登るのが正しいんだけど)。うっかり足を踏み外すと怪我するね。
 高いといえば、小便器でもやたら高い位置に設置されているものがあった。タイの成人男性の体格は還暦パパ並(身長168cm)なのに?足の長さが1m以上ないと、使用できない小便器?見回したが、踏み台はなかった。私は届かないので、やむなく大便器で小用を足した。
 洋式トイレで、便座が濡れている場合がある。そういう場合、その濡れがの正体が大いに気になる。理由は、日本のようなウオッシュレットがなく、備え付けの「ミニシャワーでお尻を洗うため」便座が濡れるんです・・・。

 還暦パパ…あちこちで、トイレの写真を撮って来ました。「めざせ!トイレット博士」ではなく、近い将来姿を消しそうで不憫なので…実際は単なるおもしろがり屋の野次馬。


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