横浜FMがねらってるとか、浦和がねらってるとか、J1昇格後のアルビレックスを牽引してきたエジミウソンの3年契約が切れる今シーズン末は、いろいろなチームが当然のことながらエジをねらってます。
だって、海外から有名選手を引っ張ってきても、Jリーグで活躍できる保証なんてないですからね。一番記憶に残っているのが2004年の神戸のイルハンですよね。いくらかけて神戸が引っ張ってきたかは知りませんが、ぼくらはビッグスワンで彼の姿を見たけどほとんどのJリーグファンは彼の姿を見ないで終わっちまいましたよね。
その点、Jリーグで実績を積んだ外国人選手には「はずれ」がありません。ワシントンしかり(ヴェルディ→浦和)、マグノアウベスしかり(大分→ガンバ)、バレーしかり(甲府→ガンバ)、ファビーニョしかり(大分→新潟→仙台)、シルビーニョしかり(仙台→新潟)であります。
だから、4年連続2桁得点の「黒豹・エジミウソン」が他チームから請われているっていうのは当然だと思うのですが、まだまだシーズン途中であり、しかも「僕らのエジミウソン」ですから、さまざまな報道がされるにつけ「そんげんこと、今、言うなぁてぇ~」って感じだったのであります。
そこで今日のスポーツニッポン(スポニチ)の新潟県版の記事であります。
契約切れで争奪戦予想される中
エジ「アルビ残りたい」
「残ってやりたい気持ちはある」
「(新潟に)残ることを念頭に置いている」
嬉しい記事が続きます。
「あと5点以上とりたい。まだトップ(得点王)を、めざしているよ。」
八百政としては、エジにはずっとアルビでプレーして欲しい気持ちはヤマヤマだけど、エジの将来へのステップアップのためには、アルビを去ることも仕方ないかな…とも思っています。でも、エジがアルビを去る時は、ヨーロッパや外国のチームに移籍する時です。国内のチームに移籍するっての心情的に我慢できません(これはサポのワガママだといってしまえばそれまでなのですが)。浦和やFマリの選手として、エジをビッグスワンに迎えることなど想像できませんものね。
エジの場合には、やはり最もネックになるのは「そのギャラの高さ」なんでしょうね。某チームと違って、アルビの場合には限られた予算の中で選手と契約を交わしていかなければなりません。その中で「エジミウソン1人分のギャラ」>「レギュラークラス数人分のギャラ」ということになれば、やはり苦渋の判断をしなければならないのがフロントですものね。
でも、でもね。願わくば「なんとしてでもエジミウソンを残してちょうだい」っていうのが、ホントにホントに、強い気持ちなのであります。