週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

今日は屈辱の敗戦を受け入れよう!

2007年11月04日 | アルビレックス新潟

元旦国立の夢が消えました。天皇杯4回戦で、J2のサガン鳥栖にまさかの2-3の敗戦。ゲーム終了のホイッスルが鳴った時には、呆然と立ちつくしたサポーターの姿とそのため息が、ゴール裏に充満しました。まさかの格下J2チームへの敗戦。3年前の湘南、昨年の札幌、そして今年は鳥栖。歴史を繰り返してしまいました。

キックオフ早々、坂本が相手DFのミスを突いて先制しました。振り返ってみればあの先制点が選手やサポーターに「心の隙」「気持ちの隙」を作ったのかもしれません。前半13分と23分に、鳥栖に攻められまくり逆転されます。

「なんでそこフリーにする!」ゴール裏で何度大声で叫んだことか。鈴木監督もピッチギリギリまで出てきて選手に指示を与えますが、正直言ってやられまくりでした。前半が2点ですんだのは奇跡的です。ボクは昨季の開幕戦の川崎戦6-0や、今季の横浜FM戦6-0の再来のように感じました。それだけやられまくった前半のゲームでした。

後半開始5分に、鳥栖に素晴らしいミドルシュートを決められます。これで1-3。しかしヒロシに代えて河原投入の直後に、河原が頭で合わせて1点差。しかし、終了のホイッスルが鳴るまで攻めまくるものの、同点弾は生まれずジ・エンド。

今日の冒頭の画像は、先制点をあげた坂本隊長が、ゲーム後にゴール裏で深々と頭を下げる姿です。「新潟でタイトルを!」とチームを引っ張り鼓舞し、今季頑張り続けてきた坂本隊長。ナビスコ杯、リーグ戦、そして天皇杯と、すべての望みが立ち消えたゲーム。しかも「ホームビッグスワンで格下の鳥栖相手に敗戦」という屈辱を、一人で背負い込んだような姿でした。

確かに結果的にはぶざまなゲームでした。大きな期待に胸をふくらませた僕らサポーターの夢は消えました。でも、これは将来必ず叶う夢の実現のために、避けては通れない屈辱なのだと信じたいです。

選手がゲーム後、ゴール裏に挨拶に来た時に、応援旗のポールからの旗をはずし、ダンマクを撤去して、大きなブーイングで迎えた今日の敗戦は、アルビレックス新潟の間違いない歴史の1ページになるのです。そして、いつか(できれば来年だな!)夢が叶ったその時に、今日のことを笑い話にして思い出しましょう。「そうそう、そんなこともあったよな。今にして思えばあの日の屈辱があったから、今日の感激があるんだよな。」って、みんなで酒の肴にしましょうね。

深々と頭を下げる坂本隊長、そしてその後方で同じように頭を深々と下げたアルビの守備の要・ウッチー。ウッチーが坂本を慰めるように、「お前だけが背負い込むなよ、俺たちも一緒だぜ」って言うかのように、坂本隊長の肩と頭にそっと手を回しました。

ウッチーが「みんなで飯でも食いに行って、来週のリーグ戦までに立て直そうぜ」「お前だけに苦労はさせないぜ、俺たちベテランがチームをまとめて頑張ろう」って後ろ姿で言ってるような気がしました。慶治も坂本の所に行って何か言ってましたよね。

まぁ、来年の元旦の予定はあいちゃったけど(12/22と12/29もだけど)、残りのリーグ戦4試合を全勝して、5位をねらっていきましょう!しっかり気持ちを切り替えてね。天皇杯4回戦、ビッグスワンで1万人以下しか入場しなかったサポの姿にも問題アリですよ。こんな閑散としたメインスタンドとバックスタンドを初めて見ましたもの。

どうやらJ1チームで格下チームに足元をすくわれたのは、わがアルビと柏レイソルだったようですね(柏はJFLチームに2-3でやられた)。一発勝負のトーナメントの怖いところです。でも、勝負ってそういうものです。審判のせいにしちゃいけない(ちょっと文句言うくらいはいいかな?)。僕らも選手も監督も気持ちを切り替えて、今週末のFC東京戦に向けて気合いを入れていきましょう!

明日は八百政も八百妻も皆さんと同様に、職場で同僚や上司から「おぉい、どうしたんだい?アルビは。」って100%間違いなく声をかけられます。敗戦後の週始めの職場での挨拶はだいたいいつもこんなものです。明日はじっと耐えましょう。時には薄ら笑いをうかべてお愛想を言いながら心の中で耐えましょう。そして一週間しっかり仕事をして、土曜日にまたビッグスワンで勝利を信じて闘いましょう!

 

コメント (27)
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