強行スケジュールの中、日産スタジアムの横浜FC戦に行ってきました。
スーツ姿でスタジアム入り
ボクは土曜も1日仕事だったのですが、日曜は朝イチの新幹線で東京へ。東京駅で女房と別れ、ボクは丸ノ内線の某所で仕事です。3時までの予定が2時で会議を切り上げることができ、横浜で遊んでいた女房と娘よりも、一足早く日産スタジムに到着しました。
アウェイゴール裏の南ゲートから入場すると、顔見知りのmackさんと遭遇。ボクの格好は仕事帰りなのでスーツにネクタイ姿です。「なんっすか八百政さん、その格好は」「オレは今日は仕事帰りなの」「そんな格好初めて見たんでビックリしましたよ」なんて会話をしながらスタジアム入りをいたしました。ボクだってこんな格好でスタジアム入りはめったにありません。(仕事帰りのビッグスワンの時はたいてい高速のSAで着替えるからね)
ボクの今回のカバンの中身は、仕事の書類よりも応援ウェア&防寒具でギッシリです。キリンのゲーフラ、ハイネックのシャツ、オレンジフリース、手袋、ポンチョ、フリースの上に羽織れる防寒上着。どんなに寒くなったとしてもカンペキです。いやそのはずでした。まさかあんなに寒くなろうとは。
それにしても、7万のキャパの日産スタジムにお客さんは7000は寂しいです。正直言って横浜FCのサポは少なすぎです。どう見てもボクらの方が人数が多いんですから。
ブログを見ていただきサンクス!
ゲームの始まる前にキリンのゲーフラを準備していましたら、うしろの席から声をかけられました。「キリンのブログを書いている方ですよね」「あっ見てくださっているんですかありがとうございます」20代後半くらいのカッコイイお兄さんと、連れの美人な奥さん(または恋人)でした。声をかけていただきありがとうございました。東京在住のアルビサポカップルで、学生時代を新潟で過ごされたんだそうです。もしこのブログを読んでいらっしゃったらコメント欄に一言どうぞ。
そんなこんなしているうちに女房と娘もやってきて、選手の練習が始まりました。さて、ここで感激的なシーンが2つありました。
俺たちのやまぐっちぃ!
まずはオーロラビジョンに横浜の山口素さんが登場です。この前ビッグスワンで貴章がやっていたヤツ、つまり「地球は今、異常気象で…」っていう環境問題の啓発映像を素さんがやっていました。「うわ~山口キャプテンだ!」早くも八百政夫婦は興奮です。
続いて選手紹介。ボクらはもちろん、山口素さんの選手紹介の時にはブーイングではなく拍手をするつもりで日産スタジアムに行きました。みんなはどうあれ、かつてアルビレックスを支えてくれた功労者である素さんに対して、ボクらはブーイングなどできません。そしたらなんと、ゴール裏全員の温かい拍手です。ちょっと感激しましたね。これ、いいですよ。ボクらはかつて一緒に闘った選手には拍手で気持ちを表しましょう。それが「アルビスタイル」になったら嬉しいな。
そうそう、素さんはゲーム後にアルビのゴール裏にあいさつに来てくれました。そして自分のスパイクをボクらの方に投げ入れプレゼントしてくれました。さすが素さん、侠気だねえ。ゲームが終わればノーサイドですよ。ボクらもとても清々しい気分になりました。素さん、ありがとう!
新潟の裸族
さて話は前後しますが、昨日の日産スタジアムはホントに寒かったです。ビール売りのお姉さんたちが気の毒になるくらい寒く、風も強かったです。これくらい寒いと、みんな身体を動かしたり大声を出したりしないとやっていられません。これはG裏にとってはいい傾向かもしれませんね(笑)。ボクらも絶叫しておりましたよ。
しかし、この寒い中で、こんなふうに燃え上がっていた皆さんもいました。風邪ひかなきゃいいけどね。
膠着の前半戦
ゲームはすでに皆さんよくご存知の通り、ゲーム終盤のエジの2得点で2-0で快勝しました。「快勝」って書きましたが、スコア上はそうですが内容的にはどっちに転んでもおかしくないゲームでしたね。あの三浦アツのフリーキックが宇宙遊泳せずに決まったりしていたら…結果は逆だったかもしれません。
アルビのサッカーも前半から悪くなかったとボクは思います。エジも貴章も何度もチャンスを演出していたし、坂本の鬼プレス、勲のミドルシュート、マルシオの絶妙のパス、北野の好セーブなど、見どころもたくさんありました。でも横浜FCもチャンスはたくさんありましたね。あのあたりの決定力のなさが降格の第一原因なのかもしれないけど、ことごとく詰めが甘かったですね。(人のことは言えないけど)
しかし、貴章はGKとの1対1をまたしてもはずしてしまいました。残念です。ホントに「ゴールを決める」ということ以外ではすばらしい力を発揮しているのにね、貴章は。目標の二桁得点はかなり厳しくなってきたけど、あと2試合に最善を尽くして欲しいです。
流れを変えた深井&河原
後半もアルビは押せ押せムードでした。でも、結果として寺川と貴章に代わって河原と深井が投入されて、ムードが変わりましたよね。特に深井は昨日のMOMだったと思います。キレのいい切り込みは残念ながら貴章にはマネできません。
深井のゴール前へのキレのいい侵入に、思わずファールをしPKを与えてしまったのがアルビの元キャプテンの素さんというのも皮肉でしたね。PK名人のエジがきっちきめて1-0。
さらに押せ押せのアルビ。後半ロスタイムにエジが2点目を決めて、勝利決定。女房とも、娘とも、まわりの皆さんとも、ハイタッチで感激を分かち合いました。いやぁ~幸せでした。寒かったけど。
ゲーム終了後の感激
ゲーム後、選手たちがゴール裏にあいさつに来ました。その中でも坂本の喜びようはボクらが見ていても嬉しくなりました。ホントに嬉しそうでしたよ。ヒーローインタビューのため、遅れてあいさつに来たエジもしっかりと挨拶していました。まぁ、来シーズンの去就はともかく、あと2試合でジュニーニョに追いつき追い越して、アルビの選手として得点王をとって欲しいです。がんばれ!エジ!
結局ボクら夫婦は新横浜で娘と別れ、東京駅から最終一歩手前の新幹線に乗ることができました。ところがここ東京駅で、思いも寄らない出来事の遭遇します。もちろんアルビ関係でね。この出来事についてはまた明日にでも。
朝早くから活動していたせいで、大宮あたりから二人揃って爆睡してしまい、あやうく乗り過ごすところでした。アブナイ、アブナイ。深夜帰宅し、翌朝の今朝は単身赴任先に帰ってきた八百政であります。今日はさすがに疲れました。そして眠いです。