週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

まぁ親孝行できたかな?…の川崎戦!

2011年07月24日 | アルビレックス新潟

「女房の実家からわが家に来ている老義父母にサッカー生観戦をさせる」という、川崎戦で企てた八百政プロジェクトは見事に大成功に終わりました。応援いただいた皆さん(笑い)、ありがとうございました。

タンスの中からボクらの古いユニフォームを引っ張り出して、「これを着ないとビッグスワンには入れませんからね」などと嘘八百を言いながら、義父母をオレンジ色にコーディネートし、車の中では2009年のサポーターズCD[4-3-3]をかけてビッグスワンに向かう八百政、八百妻、義父母の4人組。2年前のCDをかけたものだから、試合中に女房が何度もロペスをペドロと言い間違えておりました。

さて、なにせ普段は四国の山の中で暮らしている義父母ですので、越後平野に広がる水田を見ては感動し、新幹線を見ては興奮し、「なぜ新幹線の駅は燕三条で高速は三条燕なのか」という鋭い疑問を抱き、ビッグスワンとエコスタが見えた時には「おぉ!」と大きな声を上げ、駐車場からスタジアムに近づく度に「大きいねぇ」と感嘆し、敬和学園高校のジャズにスィングし、もち豚串焼きの香りに「こりゃぁえぇ商売にならぁ」と感激し、「長生きするもんじゃのぉ…」と本当に喜んでおりました。

はい、こちらがゲーフラとの記念撮影です(本人たちは後ろにゲーフラが掲げられていることを知りません)。

高齢の義父母ですので、N席ですが立たせるわけにはいきません。いつもはNのほぼ中央付近で応援しているボクらですが、今回はN一層の端っこで座って観戦いたしました。でも、いつもとは違う席で観戦するのもいいものですね。選手やボールの動きの見え方がいつもとと違うのも新鮮でしたが、久しぶりのなつかしい皆さんともお会いすることができました。(声をかけていただいた皆さん、ありがとうございました。)

スタジアムの座席に着いてからの義父母ですが、そりゃぁもう喜んでおりました。いち早く「アルービレックス」とコールを覚え、拍手をしたり、ボクらにいろいろ質問をしたり、本当に楽しんでいたようです。特にNのサポーターたちの大旗振りや、一斉のコール、チャントなどにビックリしておりました。「こりゃすごいのぉ…」「サッカーというのはえぇねぇ(いいね)…」

義父がボクに話したことで面白かった話を3つほど紹介しますね。

その1:「オザワ」という人は随分人気がありますのぉ。「オザワ、オザワ」と一番応援されておる。よほどの人気者か、キャプテンなんですかのぉ?(それはお義父さん、アルビのピンチが多いのでGK小澤を応援するコールが多いんですよ!)

その2:八百政さん、あの「オフサイド」というルールはなんだかよくわかりませんなぁ。せっかくチャンスなのに悔しいですなぁ。(お義父さん、それに気付いただけでもボクはえらいと思いますよ。)

その3:八百政さん、わしゃぁ貴方は随分家で”えだ豆”を食べる人だと感心しておりましたが、貴方よりもえだ豆の好きな人を見つけましたよ。わしの席の前に座っていたおなごは、貴方の何倍も食べておりました。あんなに豆を食うおなごは人生で初めて見ました。(お義父さん、新潟県人のえだ豆の食べる量は全国1なんです。誰もがみんなえだ豆をたくさん食べるんです!)

まぁ、そんな感じで、「えぇもんを見せてもらいました」と感激した義父母でありました。特に川又が出てきた時に、ボクが「あの18番は愛媛県出身ですよ」と教えたら、「おぉ愛媛からはるばる来とる選手がおるのかや!」と興奮しておりました。ボクが「お義父さん、松山には愛媛FCというJ2のチームもありますよ」と教えたら、「知っとるよ、愛媛もオレンジじゃ。この亀田のユニフォームで応援に行ったらいかんかのぉ?」と乗り気になっておりました。もっとも義父母は松山からははるか遠くに住んでいますので、簡単にはニンジニアスタジアムには行けないと思いますが、松山に住んでいる義妹夫婦はねだられるかもしれませんね。「新潟のお義兄さんたら、よけいなことをして」って叱られるかもしれません。

そんなことで、少しは親孝行ができたかなぁ?って感じの川崎フロンターレ戦でありました。何よりも勝利したっていうことが素晴らしかったです。義父母にとっても一生の思い出になりました。アルビ戦士の皆さん、本当にありがとうございました。 

コメント (6)
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