週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

得失点の時間帯をグラフにしてみました!

2011年09月25日 | アルビレックス新潟

大宮が柏に勝っちゃったので(柏のPKを止めた北野のプレーは大きかったな)、ついにアルビは15位です。降格圏内の甲府との勝ち点差はわずかに2。いよいよ「尻尾を捕まれた」って感じでありますね。ですが、もうボクは覚悟を決めております。覚悟とはもちろん「降格の覚悟」ではなく、「残留争いの覚悟」であります。残り試合で精一杯アルビを応援し、何が何でもJJ1に留まます!これから2か月、選手もスタッフもサポーターも正念場です。絶対にJ1残留です!がんばりましょう!

さて、昨日の磐田戦でのロスタイム被弾のシーンを見て、「あぁ、またかよ」と思ったアルビサポーターは多いはずであります。確かに終了のホイッスルを聞く直前に同点弾を浴びて引き分けたり、決勝点をあげられて負けてしまった記憶が今年は少なくありません。そこで3連休最終日の今日、ちょっと今シーズンの今までの得失点の時間帯を分析してみました。その結果のグラフが冒頭の画像であります。

グラフはゲームの前半と後半をそれぞれ15分ずつの3つの時間帯に分け、アルビの得失点がそれぞれどの時間帯にあったかをまとめたものです。

後列の黄色い棒グラフは、アルビレックスの27得点を表しています。前半の得点7に対して、後半の得点は20。実は、アルビレックスの得点は後半の方が圧倒的に多いのであります。が、前半の7得点のうち4得点はキックオフ6分以内にあげられています(15分以内だと6得点です)。昨日の磐田戦でもそうだったけど、今シーズンのアルビのゲームのスタートは、そう悪くない印象があります。「アルビのゲームのスタートダッシュは悪くない」ということであります。

しかし、問題はやはり前列の失点の時間帯のグラフであります。前半も後半も時間が進むに連れて失点数が多くなり、赤い棒グラフでも分かるように、75分過ぎ(ラスト15分)での失点数は他の時間帯に比べると約2倍にもなります。さらに皆さんの記憶にも鮮烈に残っているように、ロスタイム被弾が3回、90分が1回、89分が1回、88分が2回、83分が1回、81分が2回。「最後の最後にやられた!」というボクらの印象は、数字的にも裏付けられているのであります。

ただね、後半の得点と失点を単純に数値として比べると、アルビの後半の得点は20で失点は21ですから、「よく頑張って攻撃しているし、よく頑張って守っている」のですよ、アルビレックスは。ただ問題は「ゲームの最後の10分間」なのであります。

昨日の磐田戦もそうだけど、ロスタイム被弾のイメージがとても強いものですから、アルビのロスタイムでの得点はどうかということを調べてきました。結果は、失点の3回には及ばないものの実はちゃんと2回あるということがわかりました。そのうち1回は清水戦(4-0で勝利)での4点目であり、もう1回は浦和戦の「ロスタイムに1点入れても1点差に追いついただけ」の得点でした。つまり、言わば相手にとっても痛くも痒くもない失点ばかりです。アルビのゲーム終了間際の失点が、いずれも致命的でありショックが大きかったのに対して、失点はゲームの結果に直接関係のないものばかりなのです。

何度かの敗戦ゲーム後の選手談話の中に、「もう1点取りにいこうとするのか守りきろうとするのか、選手の意思統一が図られていなかった」というモノがありました。確か菊地も言っていたし勲も言っていましたよね。「それならばきちんとそこを明確にして、指示を出せばいいのに」とボクらサポは単純に考えがちでありますが、コトはボクらが考えるほど単純ではないのだと思います。「守りきろう」とラインを下げまくれば、相手の怒濤の攻撃の餌食になるのは目に見えていますしね。

まぁ、黒崎監督も森保ヘッドコーチを始めとするコーチ陣も、そしてプロサッカー選手であるアルビ戦士達も、今のチームの状況を真剣に考え分析し、「なんとかしよう」と熟考しているはずであります。ボクらサポーターにできるのは、やっぱり「必死の応援」しかないんでしょうね。あと一歩、選手の足が前に進むための声援。選手が体力の限界を超えても、もう一歩踏み出そうとする「火事場のくそ力」を出すための応援。ボクらにできるのはそれしかありません。

残り2か月。ボクらサポーターも、その存在感や考え方を問われる「残留争い」になるのだろうと覚悟を決めました。文句を言ったりブーイングをしたりするのか、選手を信じて必死で声援を続けるのか。「苦しい時こそ前進している」。選手だけではなく、サポーターもそのあり方について、今、サッカーの神様に問われているのかもしれませんね。

コメント (4)
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