ホーム最終戦のセレモニーで深々と頭を下げるヤンツーの姿をテレビで見て、「あぁこりゃぁ今季で身を引く覚悟だな」と覚悟はしていましたし、各スポーツ新聞のHPで後任監督の名前が複数あがったりして「いよいよ発表は近いんだろうな」とも感じていました。だけど、実際にモバアルメールで「柳下監督退任」の知らせを受けた時には、やっぱり「うわ~マジかよ!」って感じずにはいられませんでした。
思えば、黒崎監督の指揮下で不振に喘いでいた2012年に最終節での軌跡の残留を成し遂げ、翌2013年には「堅碁覚醒」とともにボクらに大きな夢を見せてくれたヤンツー監督。2014年以降は、若手の成長や「へぇ~こんなサッカーをアルビがやっちゃうんだ」っていう驚きをボクらに与えてくれたヤンツー監督。だけど、チームとして勝負に出た2015年シーズンは選手のケガにも泣かされて、ご覧の通りの結果でした。でもナビスコ杯Best4という歴史をチームに残したのも、また紛れもない事実。
ゲーム後のインタビューで選手に対して辛辣な言葉を述べたり審判を批判したり、試合中に上着やペットボトルをを投げ捨てたり、熱い(というかちょっと過激な)姿も見せるけど、なんとも魅力的な指揮官であったことは否めません。ボクは好きだったなぁ。
柳下監督、3年半、本当にありがとうございました。心から感謝いたします。柏戦での最後の指揮で、柳下アルビの集大成を見せてください。
さて、ヤンツーの退任で、今現在の新潟を支える「ジュビロ系選手」の去就が心配になってきますね。特に康裕。ジュビロはJ1に間違いなく昇格するし、戻っちゃうのかなぁ。あぁ、またこんな心配をする季節になっちゃったんですね。