アルビレックスのユニフォームスポンサーである県内の某新聞社J支社の報道部長(53歳)が、インターネット上の投稿サイト「ツイッター」上に匿名で、某弁護士を中傷する書き込みをしたとして、降格処分を受けた旨の報道がありました。詳しく知りたい方は、ここなどをご覧ください。
処分を受けた元報道部長は、「酒を飲んでいたことや職場のストレスから暴言を書き込んだと説明し、謝罪した」とのことですが、これはもう明らかにSNSの匿名性を悪用した行為であることは間違いのないところだと思います。2チャンネルなどにおける便所の落書き的な投稿などにもいえることですが、どうやら世間には「匿名」ということで傍若無人になり人格が変わる方が少なからずいるようです。
ネット上では相手の顔が見えないので、相手を思いやったり配慮したりするということに無頓着になってしまう傾向があります。だからこそ「相手に面と向かって言えないことは、ネット上でも書き込んではいけない」というネットモラルを、今や小中学生でも学習する時代なわけですが、残念ながら既に成人している大人にはそのような学習機会もなく、ネット上の匿名性をいいことに相手を誹謗中傷するような書き込みをしてしまうのでしょう。
おそらく件の報道部長氏ももしかしたら普段は紳士であり、「とてもそんな中傷投稿をするような人とは思えない」と周囲から評価されているような存在だったのかもしれません。ですが酒やストレスが原因のような言い訳をしていますが、これはもう悪質な確信犯だとボクは思います。
さて今回のこの事件の報道、ボクはよかったな…と思っています。「匿名の投稿で書き込んだことでも、相手を誹謗中傷するような内容ならば犯人は暴かれ社会的な制裁を受ける」ということを、世間に知らしめたわけですからね。ちなみにこの元報道部長氏の書き込みの内容は、「やめろ」などの複数の暴言だったとのことです。まぁ被害者は社会的地位もある弁護士さんだったわけなので、この中傷は仕事にも影響を及ぼす可能性もありますから、降格人事のみならず損害賠償や名誉毀損による慰謝料の請求をすることもあり得ることだと思います。
さて、このブログにもしばしば「表示されることのないコメント」が書き込まれます。表示はされませんがそのログはすべて残してありますので、コメントの内容が特定の個人に対する中傷や侮辱罪に当たることの証拠はいつでも用意できています。ログから投稿者のIPを割り出して個人を特定することなど、専門家の手にかかればいともたやすいことなどは周知の事実です。
1日も早く気がついてほしいと願っています。
今日はアルビレックスとは関係のない内容で失礼しました。ご容赦ください。