新潟県内に今日宅配された「エルゴラ」に、今回のホーム仙台戦についてマッチレポートが掲載されていました。見出しは「タンキの初得点虚しく。終盤の逆転負け」と、新潟目線でした。「采配も遠因か。逃した浮上のきっかけ」「終了間際の2失点。勝利のチャンスを逃した新潟、4連敗で11試合勝ちなし」など、小見出しも悲しい現実を突きつけられるモノばかり(現実なのだからしょうがない)です。
エルゴラの記事に使われてい写真は、ゲーム後にG裏に挨拶に来る選手達の姿でした。写真の右半分を矢野貴章選手が占め、悔しさと情けなさを一身に背負うかのように口を真一文字にした険しい表情で、しかし胸を張り、スタジアムの観客をじっと見つめている姿が写っていました。
記事の中では呂比須監督の選手交代についても言及しており、善戦していた堀米の、交代の悔しさをかみ殺しながらもソン・ジュフンを気遣ったコメントなどが紹介されていました。
そんな記事の結びは、貴章についての記述でした。「ただ、ゲームキャプテンの矢野はそれ(選手交代による混乱)を言い訳にせず、取れるチャンスで2点目が取れなかったことを強調する。次節こそ、改善が望まれる。」
貴章の大きな写真とこの記事の結びに、ゲームキャプテンとしての貴章の責任感と悲壮な決意を感じます。彼ならやってくれる。ボクらに勝利の歓喜を味わわせてくれる。そう思います。思いたいです。