週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

サポの心が荒んじゃいけない!

2018年04月16日 | アルビレックス新潟

チームに結果が出ないと、どうしてもG裏のサポーターの気分も滅入ってしまいます。「拍手多め!ため息少なめ!」が、いつの間にか「ぼやきだらけ、愚痴だらけ」になり、終いには「捨て台詞を吐いてスタジアムを後にする」って構図。これじゃぁ選手のハートを鼓舞できるはずもありません。まさに負のスパイラル。

昨日のグリーンスタジアムでの栃木戦、ボクの隣で若いアルビサポカップルが観戦しておりました。20代半ばくらいでしょうか。男性の方はサッカーに関して経験や知識がおありのようで、応援の合間に時々彼女に、「今のプレーにおける選手の意図は…」みたいな解説をしながら観戦をされていました。まぁ、よくあるスタジアムでの微笑ましい光景です。

ところが、後半になってアルビが立て続けに相手のロングスローから失点したあたりから、彼氏の様子が変わります。あからさまに愚痴や舌打ちが多くなり、コールもまったくしなくなりました。と同時に、ボクらの後方で応援されていたボクらと同世代のご婦人サポの、大きな声での選手への鼓舞が耳につくようになります。「ほら、そこ!○○しなきゃダメでしょ!」的な内容です。まぁあの試合終了までわずかの時間帯、2点ビハインドの状況下で、それぞれのサポーターがそれぞれの気持ちを抱き、それを言葉にしたり態度にしたりして選手に向き合っていたのは間違いありません。ボクらも同様です。それがあのアディショナルタイムにおける安田の「意地の一発」に繋がったと信じています。

しかし、彼氏の青年の捉え方はちがったようです。ゲーム終了のホイッスルが鳴り、栃木の黄色いユニを着た選手たちが疲労でピッチに倒れ込むと、彼は一言捨て台詞を残してそそくさとスタジアムを去りました。「後ろのババァのせいで負けた」

敗戦によってサポーターの心は荒(すさ)みがちになります。連敗はなおさらです。しかし、それじゃぁいけない。悔しいのは分かる。憤るのは分かる。ボクらだってそう。だけど、それによって心が荒んでしまったら、週末に地元の愛するサッカーチームを応援することが、自分の人生にとってつまらないモノになっちゃいます。青年の姿を間近に見ていた彼女がどんなことを感じ、2人の関係がどんな風になっていくんだろうか?と少し心配しているところです。

コメント (3)
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