今日の新潟日報に、「アルビの今シーズンの全体練習が終了した」というニュースが掲載されていました。先日契約満了が発表された富沢選手の「現役を続ける」というコメントもあり、嬉しい限り。新しい活躍の場が早く決定することを心から願っています。富沢選手には何度もチームを救ってもらいました。感謝の言葉しかありません。尚紀との凸凹コンビが見れなくなるのは、寂しいなぁ…。
さて、その新聞記事の中に、キャプテン・小川佳純選手の、「来季も(チームに)残ります」という嬉しい残留宣言も紹介されていました。公式発表でないことは承知の上ですが、今シーズンのキャプテンが来季もチームに残ることを表明してくれたことは、何にもまして心強いことです。ズミさん、ありがとう!
言うまでもなくここ数年のアルビレックスは、毎年のようにチームのキャプテンが移籍を繰り返すという悲しい事態が続いています。その中でも、今シーズンは酷かったですよね。
今シーズンのチームの迷走を象徴するような出来事が、夏の「まさかのキャプテン移籍」でした。そりゃぁ今までだって、キャプテンの移籍はありましたよ。大井健太郎とか、大野和成とかね。でも彼らはシーズンオフの移籍でした。だけどねぇ…今季はシーズン真っ只中の7月でしたよねぇ、磯村の移籍は。ショックというか、人間不信に陥りました。
もっとたまらないのは、今季のキャプテンの活躍を期待して背番号6のユニを買った皆さんです。アウェイ甲府戦で撮影した、ボクらの席の前方にいらっしゃった冒頭の画像のご婦人もその1人。今シーズン、背番号6のユニを着た心中は複雑だったでしょうなぁ…。
そう言えば、数年前に新婚の若いアルビサポのご夫婦と知り合いになったのですが、ご主人の名前が「せいや(誠也か晴哉か…詳細不明)」くんっていうんですよ。彼らが嬉しそうに、「今シーズン初めてユニフォームを注文しました」って言っていたのが、背番号7番・藤田征也のユニでした。「彼の名前と一緒だから…」と、恥ずかしそうに笑う奥さんの笑顔が印象的でした。たしか2014年のことです。しかし、その年のリーグ開幕戦の数日後に藤田征也は湘南ベルマーレに移籍したのでした。そう言えば、彼らの姿をスタジアムで見ることはなくなったなぁ…。きっと子育て世代に突入したのでしょうけどね。
ちょっと検索してみたら、ありました、ありました。「ビックリ!征也がJ2湘南へ電撃移籍!」って「週アル」でも記事にしていました(記事を読むと、ユニを注文した人たちには「購入をどうします?」って確認がチームからあったみたいですね)。まぁ、こういう歴史は繰り返したくないですね。