J2第8節のアウェイ・ファジアーノ岡山戦は、後半アディショナルタイムのラストプレーで追いついて引き分けに持ち込むという、劇的な幕切れで勝ち点1を手にしました。いやぁ~ビックリしました。よく2点差を追いつきましたね。たまりません。やられた岡山サポはもっとたまらないでしょうけど。
●今日の先発FWは、達也さんと今季初出場の平松宗でした。どうやら貴章は町田戦でどこか痛めた模様です。リザーブにも名前がありませんでした。
●開始早々にアルビが先制点をあげます。セットプレーからのボールをゴール前でカウエがキープし泰基へ。泰基からのボールを達也さんがヘディングで絶妙なところに折り返すと、そこに大武が飛び込んできてドンピシャヘッド。すばらしい!大武の初得点!やった!先制点だ!
●ところがその直後に、今度はその大武がペナルティエリア内で岡山のイ・ヨンジェを倒しPKを与えます。キッカー上田のPKを大谷がナイスセーブをするも、飛び込んできた仲間がダイビングヘッド!すぐさま追いつかれました。
●開始からわずか数分間で、両チームが1点ずつをあげるという波乱の幕開けをしたゲームでしたが、その後は引き締まったゲームになりました。両者一歩も譲らずに後半へ。
●けっしてアルビ戦士たちの気が緩んだわけではないでしょうが、後半早々に岡山のイ・ヨンジェが躍動します。後半開始後1分もしないうちにゴール前でクロスボールを受けたイ・ヨンジェが、トラップ&反転シュートのビューティフルゴール。大谷、一歩も動けず。見事にやられました。1点のリードを許します。
●そのわずか3分後です。レオミネイロのシュート崩れのボールをゴール前で受けたまたしてもイ・ヨンジェが、追加点。ウッギャァー!3点目を入れられます。なんてこった!堅守(のはずの)アルビが3失点。もちろん今季初です。どうしちゃったの?いったい!まぁ、アルビが悪いというより(確かに今日の新井はあまりよくはなかったけど)、イ・ヨンジェが凄すぎです。
●1-3となったアルビレックス。自宅PCの前でDAZN観戦のボクは、「どうかこれ以上は失点しませんように」「願わくばもう1点入れて1点差に追いついてくれ!」と願うばかりでした。後半開始から10分。達也さんに代わって、今季初出場の背番号13フランシスがピッチに入ります。さらに高木に代えてシルビーニョを投入。劇的ドラマの開始です。
●後半28分。シルビーニョが蹴ったコーナーキックからのボールを、ゴール前でフランシスが胸トラップ。それに合わせようとした凌磨の空振りに相手キーパーは目を惑わされたのか、フランシスの胸トラップがそのままゴールへ。胸トラップシュートで1点差。
●この後で新太が投入されたり、岡山も守備固めにマグ(増田繁人)を投入したようなのですが、なんとわが家のDAZNがフリーズ。「どうなってるんだ!まったく!」とボクも女房も怒り心頭。スマホでやってみてもダメ。あいや~数日前にNCTが「光回線にする」っていうんで、リビングのWi-Fiモデムを変えたのが悪かったのかなぁ…?
●DAZNが元の正常な状況に戻ったときには、もう既にアディショナルタイムに突入しておりました。得点は2-3。あぁやっぱりダメだったかぁ…と思ったその時に、アディショナルタイムの4分も既に過ぎたラストプレーでドラマが起きました。泰基のロングスローから始まったそのプレーは、ゴール前に密集した両チームの選手たちの中に持ち込まれ、フランシスの劇的ゴール。歓喜するアルビ戦士たち。倒れ込む岡山の選手たち。
●なんでも岡山は、前節にも劇的なゲームの幕切れを経験していたとか。「潟る」ではなく「岡る(または『ファジアる』?)」ですかね。心中お察し申しあげます。まぁ勝ち点1を分け合ったわけですので、良しとしてくださいまし。
引き分けなのにまるで勝ったような気分にさせていただいた今日のゲーム。おそらく岡山の皆さんは、引き分けなのに負けたような気分でいらっしゃるのでしょう。ですが、勝ち点1を分け合ったことに変わりはありません。わがアルビレックスは連勝できず、順位も9位に落ちました。現実から目を背けずに、確実に一歩ずつ勝ち進んでいかなければなりませんね。