愛媛戦の終了後に選手はG裏で大ブーイングを浴びたわけですが(ボクはブーイングはしないと決めているのでしませんでしたが)、その後に大きな拍手を浴びた選手がいました。愛媛FCの前野貴徳選手(30歳)です。いぶし銀の左SBとして、2015シーズンから3年間、新潟で活躍した選手です。
昨年の愛媛戦でも、G裏まで来て深々と頭を下げて新潟サポに挨拶をしたことをよく覚えていますが、今年もまた律儀にやってきてくれました。「前野、相変わらずいいヤツだなぁ…」と、拍手をしながら女房と話をしておりました。よっ!左サイドの旋風(つむじかぜ)!
そう言えば、前野が鹿島から新潟に移籍してきたときに、新潟のフロントの皆さんに「ご挨拶の菓子折」を持参したというエピソードを思い出しました。相変わらず真面目で律儀で、「恩」とか「義」とかしっかりとした道徳観をもった選手なのですね。すばらしい。
まぁ昨シーズンも確かホームで愛媛には痛い敗戦を喫していますし、ビッグスワンでも2連敗という悔しい結果だったわけですが、前野選手の姿には一抹の安らぎを感じた愛媛戦でのエピソードでした。