スタジアムでサッカーを生観戦するのと、DAZN等の映像で見るのとの、大きな違いは何でしょうか。
もちろん「生は迫力が違う」「選手の息づかいまで感じることができる」「直接応援することで選手の背中を押してる・一緒に戦っているって感じがする」「選手と一緒に勝利を喜び合える(がっかりし合う)」「周りのサポーターとの一体感を感じる」「ピッチだけでなくベンチや客席も含め俯瞰的にゲームを見ることができる」など、生観戦の魅力はたくさんあります。
もちろん映像の観戦にも「解説を聞きながら観戦できる」という利点もありますが、これは必ずしもメリットにならない場合もありますよね。まぁいずれにしても多くのサポーターがお金と時間をかけて「スタジアムに足を運ぶ」のは、それなりにその人の価値観を満足させる魅力があるからなのでしょう。
ボクがスタジアムでサッカー観戦を楽しむのは、上記の理由の他に「ゲーム前の練習やゲーム後の選手の様子を見ることができる」ということがあります。特にゲーム前に行われるピッチ練習の様子を見て、「おっ今日は○○選手の調子がよさそうだぞ」「○○選手のクロスに○○選手のタイミングが合ってるぞ」「あれ?今日の○○選手はスパイクの色が前節と違うぞ」など、DAZNの映像ではなかなかわからない選手の姿を楽しませてもらっています。隣で見ている女房も結構細かい部分に気がつくので、いろいろ話をしながら練習を見るのも楽しみです。
試合前のピッチ上の練習では、途中から先発メンバーとリザーブメンバーは別メニューになり、先発メンバーは先に練習を終えてピッチ端でクールダウンをし、試合直前の準備のために先にピッチを去ります。その時リザーブメンバーは、まだシュート練習などを行っています。
ところがこの夏以降、アルビレックスのゲーム前の練習に新しい風景が加わりました。それは、チョン・テセが先発出場するゲームの時に見ることができる風景です。
チョン・テセは先発選手たちで行うクールダウンが終了後に、もう一度ピッチのゴール前に戻り、1本だけPKの練習を行うのです。きっとこれが彼のゲーム前のルーティーンなのでしょうね。その間リザーブの選手たちはシュート練習を一端中断し、チョン・テセのPK練習を待っています。ちょっとフェイントを入れてPKを1本蹴ってゴールネットを揺らすと、チョン・テセは他の選手に「どうも、どうも」みたいな感じで軽く挨拶し、試合の準備のためにピッチを去るのです。
ピンボケでごめんなさいね。ボクらがアルビの応援にスタジアム通いをするようになって16年になりますが、試合前に選手がPK練習をするのを見るのは始めてのような気がします。まだチョン・テセがゲームでPKを蹴る場面は訪れていませんが、きっとこの彼のルーティーンの成果が発揮される日が、近いうちに来るのではないかと期待しています。
【追記】ショックです!新太が9月19日(土)の徳島ヴォルティス戦で負傷し、9月25日(金)に関連病院で手術をしてたとのこと。右足第五中足骨骨折で、全治約3ヶ月の見込みとか。今季絶望です。う~ん!FW陣、頼みます!達也さん!出番です!
【追記2】新加入のお知らせです。小見洋太選手(昌平高校)の来季新加入が内定したとのこと。U-18日本代表で、常にゴールを狙い、攻守に貢献できる万能型ストライカーだそうです。ようこそ!小見くん!よろしくね!