開幕からセレッソと広島のアウェイ2連戦って決まった時、正直言って「いきなり強豪と連戦かぁ…」「厳しい戦いになるんだろうな…」って思っていました。もちろん「J2を席捲したアルビのサッカーはJ1でもきっと通じるはずだ」って気持ちもあったのは事実ですけどね。
いやぁ〜それが広島に勝っちゃいましたよ。前半は完全にアルビのパスサッカーが美しく機能しました。しかも、鈴木、太田、秋山、デンと、前節から先発メンバーを4人入れ替えるという、昨シーズンからの「誰が出ても」を継続したブレない戦いぶり。しびれました。
先制点は前半14分。千葉ちゃんを起点としたボールを涼太郎→三戸ちゃんとつなぎ、ゴール前で三戸ちゃんが落としたところに、太田が左足一閃!ボールは広島のゴールネットに突き刺さりました。
いや〜!すばらしい!J1デビュー戦の太田修介選手が、いきなり大仕事を成し遂げました。なんたって太田のこのスピード、思い切りの良さ、魅力的ですね。見ていてワクワクします。寺川さん、いい人を町田から連れてきてくれました。グッジョブ!
しかしまぁ、三戸ちゃん、涼太郎、太田の2列目トリオは、それぞれがその特徴を十分発揮してくれました。三戸ちゃんのドリブルはJ1でも間違いなく通用するし、涼太郎のターンには何度も魅せられました。太田も惜しいシュートがありましたよね。
追加点は前半37分でした。ボールを持ち上がった涼太郎が、右サイドを駆け上がった太田に優しいスルーパス。「太田が打つかな?」ってボクらは一瞬思ったけど、太田が選択したのはより確実性のある孝司さんへのパス。いやぁ〜もう完全に広島を崩して翻弄したね。100点満点の追加点は、「これぞ新潟のサッカーだ!」って感じでした。太田はこの日、1G1Aの大活躍です!すばらしい!
なんか前半の戦い振りを見ていたら、「J1の優勝争いに割って入れるんじゃね?」ってくらいの勢いでした。もうDAZNを見ながら大興奮です。
しかし、広島が3枚替えで後半をスタートすると、ゲームが一転しました。防戦一方の新潟。圧倒的に広島にボールを保持され、攻撃に晒されます。必死で全員守備をするアルビイレブン。いやぁもう、祈るような気持ちでテレビの前に釘付けですよ。結局後半のシュート数はゼロだった?
これはDAZNのゲーム全体のスタッツです。確か前半は、ボール保持率もシュート数もアルビが圧倒していたわけですが、ゲーム全体ではご覧の通り。広島のシュート数は25とアルビの8を圧倒し、コーナーキックも11本(アルビは1本)。アルビのボール支配率が46%って、こんなこと昨シーズンには考えられないことです。
まぁそれだけ「J1は甘くない」ってことなんでしょうね。これからも、こんなヒリヒリする試合が続くんだろうな。でもホント、こんな状況でもきっちり「アウェイで勝ち点3をあげた」って事実が、嬉しく感動的です。しかも広島相手にね。
あぁい嬉しいな。今週も頑張るエネルギーが沸々と漲っております!