オフの期間を利用していろいろとサッカー関係の本を読んでいる八百政でありますが、今日も画像のように3冊の本を紹介したいと思います。題して「3つの『ジャイアントキリング』」であります。
まず1冊目、画像の右端は、コミックの「ジャイアントキリング18巻」です。このマンガ、Jリーグファンにとってはたまらなく魅力的なサッカーマンガですよね。単にサッカーというスポーツをテーマにしているのではなく、監督やフロント、サポーターなど、サッカーチーム全体のあり方を読者に問いかけるすばらしいマンガだと思います。今回は中断明けのリーグ戦で、ETUが戦うFC札幌戦とウィッセル神戸戦が描かれています。ネタバレになっちゃうから書きませんが、控え選手の精神的なあり方、チームの成長、子どもサポーター、突発的な事故、審判へのリスペクトなど、アルビレックスのサポーターとして、我が身や我がチームと比較して考えさせられることもたくさんありました。19巻の発売も楽しみであります。
そして2冊目は画像の中央、「GIANT KILLING extra Vol4」であります。今回のテーマは「外側から見てみる日本のサッカー」でありました。特にに読み応えがあったのは、「原点~ハンスオフトガ日本サッカーにもたらしたもの」という6ページの読み物であります。ここにはアルビのヘッドコーチ森保一氏のインタビューも掲載されておりました。このMOOK本も4冊目。750円と体裁の割にやや値段はお高いですが、読み応えもあり十分楽しめます。
そして最後、3冊目は画像の左端、今ボクが読んでいる「ジャイアントキリングを起こす19の方法」です。マンガ「ジャイアントキリング」の人気にあやかった単行本で、数日前に紹介した「サッカーの見方は1日で変えられる」なんかに比べると、内容的にはやや軽薄な印象を受けます。でも、軽薄なボクとしてはそれなりに楽しめる本でありました。だって、日本やサッカー界の情勢と、マンガ「ジャイアントキリング」の内容を一緒に語っちゃっている本でありますから、実に楽しめちゃうのであります。だって現代サッカーを語っていたと思ったら、いきなり「椿大介のルーツを辿る」とか「達海監督就任とジーノの活躍」とかってマンガの世界に入っちゃうんですから、ジャイキリファンとしてはたまりません。今まさに、楽しませてもらっている本であります。今週中に読み終わるかな?
3冊ともおもしろいですよ!