パッキーの多言語日記(ヒッポファミリークラブ板橋)

多言語活動、ヒッポファミリークラブで体験する面白い話や、小ネタをきままにつづっています。

驚きの幼稚園児

2009年11月20日 | 今日の小ネタ

アンニョンハセヨ(韓国語のHello) 

ヨン様以来、すっかり身近に聞こえるようになった韓国語です。

町でもテレビでも、耳にすることが多くなりましたね。

 

ところで、我家のマンションの上の階には、韓国の家族が住んでいます

ご主人が大学で勉強するために、

5歳と1歳の子供を連れて1年間、奥様共々来日しています。

ちなみに、その部屋は、慶応大学の借り上げ住宅。

一年ずつ交代で研修生がやってくるのです。

その関わりは、10年以上前になります・・・、

と関わった人達のことを書き始めると長くなるので、

今回は、上記の家族の”ビックリ”だけお話しします!!

 

実は、3月に来日した時、ご主人以外は誰も日本語が話せませんでした。

これは大丈夫かな~~~???と心配していました。

しかし、わずか4ヶ月!!

上のお子さん、5歳児の長男(とってもジャンボな男の子^^;)が

日本語がぺらぺらになったのです

 

5月すぎから幼稚園に入り、初めは泣きながら通ったそうです

でも、食べることが好き!給食大好き!友達と遊ぶの大好き!話すの大好き!

と、とても天真爛漫な性格の男の子。

どんどん友達の輪に入っていったそうです。

遊びたい一心で、とにかく真似して真似して、、過ごした数ヶ月。。。

その結果が、見事に日本語がぺらぺら! 

 

私たちがあんなに苦労しても、

なかなか話せない、英語・韓国語・フランス語・中国語・・・。

勉強では、とうてい真似できない技だと思います。

「自然に話せるようになる」「真似をする」というのが、ヒッポのコンセプトですが、

彼を見ていると、正にそれを地で行っているという感じの印象を受けました。

恐ろしく発音も良くて、まるで日本人のよう。

こんな風に話せる様になるプログラムは、

人間の脳の中に、しっかりと組み込まれているんだと実感します。

なのに、勉強として取り組むと難しい学問となり、

努力して!能力のある人が!話せるようになる・・・という

全く別物になってしまうんですよね。。。

実は、自然に色々な国のことばが話せるように出来てる私達。

その能力に気がつくことが大事ですね!

彼を見て、それを再確認した私でした。。。