おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

これは貴重 !

2021年01月21日 | 重力奏法
パデレフスキー、ヨーゼフ·ホフマン、ラフマニノフ、モイセヴィッチ、ホロヴィッツ、シフラ、ヘス、フランシス·プランテ、ルービンシュタイン、コルトー、バックハウス、エドウィン·フィッシャー、ギレリス、リヒテル、ミケランジェリ、グールド、アラウ。

さて、何人いるでしょう?

という、クイズではありません。

彼らは、多くの人が今も憧れ続ける偉大なピアニストたちです。

そのピアニストたちの演奏を、一度に聴くことのできるドキュメンタリーがあることを知りました。

コメントを話されている現代のピアニストたちも登場します。
その中に、ジョルジ・シャンドールの姿もあります。(2005年に亡くなっていますが、シャンドールのバルトークの演奏が奏法を見直す私の出発点となりました)

これだけのピアニストを一人一人自分で探すとなると大変な労力です。
それを続けて一度に見られるとは・・

有難い・・

それぞれのピアニストの持つ個性がよくわかります。

The Art Of Piano (1999 documentary)


「主よ人の望みの喜びよ」の編曲で有名な女流ピアニストのヘスも登場します。
彼女は相当な腕前を持っていたと本では読んでいましたが、実際の演奏は聴いたことがありませんでした。

このドキュメンタリーで聴けます!


高校生の頃アラウのベートーヴェンを聴いていました。
何も知らずに聴いていたのですが、良いピアニストの演奏を聴いていたのだと、幸運な出会いに感謝。


コルトーのことをサン・サーンスは、「へぇ、君みたいな程度でもピアニストになれるんだ」と言いましたが、私はコルトーはとても好きなピアニストです。

フランクのプレリュード、コラールとフーガ。
このコルトーの深淵な演奏が大好きです。


フランシス・プランテのことは初めて知りました。
レコードに録音を残した最初の芸術家の一人だそうです。

なんと1839年生まれ。
ショパンがまだ生きています。
プランテは1934年まで生きていました。95歳・・

演奏されている映像もこのドキュメンタリーで見ることができます。


ピアニストたちの映像を見ていると、なぜ日本に間違った奏法が広がり、長く受け継がれてしまったのか、本当に不思議です。

国民性でしょうか・・
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