ファイナルのライブは起きていられなかったので、朝に奥井さんだけまずは聴いてみました。
ショパンの2番です。
フレーズの終わりを、歌のようにまとめられる技術を持っていると思いながら聴いていました。
曲線的に歌い終え、始められる。そしてセンス良く。
繊細さと潔さが同居し、上手くバランスが取れた上手いピアニストだなと思いました。
以前、生で聴いたときの印象、楽しませてくれたらもっと良いのに、という感覚はやはりそのまま私の中には残りました。
しかし、完成度の高さは流石。本物のピアニストにちゃんと成長し続けていると、嬉しく思ったのでした。