おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

ギルトブルグの思いがけぬお年玉!

2018年01月07日 | コンサート情報
なんと、配信が終了し残念に思っていた2017年の「 東京・春・音楽祭」でのギルトブルグのラフマニノフ前奏曲を再び聴くことができます!

ギルトブルグのFacebookで年明けから毎日1曲ずつ配信されています。
曲のイメージをコメントしていて参考にもなります。

「この曲は私にとってはロシア民話、またはおとぎ話」などということはそこにゆかりのある人でないと思いつかないので、ギルトブルグの言葉は私にとっては新鮮です。

そしてまたしてもラフマニノフにこんな曲があったのかと教えられたことが・・
(以前「ライラック」という曲があることをop.32-5についてギルトブルグが書いたコメントで知りました。元は歌曲です。Sergei Rachmaninov: Lilacs, Op. 21/5

前奏曲OP.23-2変ロ長調について「セルゲイのロマンスSpring Watersを思い出させる」とあり、調べてみましたら声楽曲にあるようで・・

このような曲です。
Виолетта Урмана."Весенние воды"


春になり雪解け水が河に溢れ返り、長い冬が終わり春がやってきた喜びを表した曲のようです。

op.23-2はずっと海のイメージでとらえておりましたので、雪解け水とは思いつきもしませんでした・・
これで中間部も納得できました。
(学生の頃、海が見える場所でこの曲を演奏したことがあり、水面が太陽の光に反射してきらきらしておりました。中間部の右手がこのきらきらにぴったりでした。しかしロシアのラフマニノフが海をイメージしたとは考えにくく、疑問に思いつつも自分を納得させて弾いておりました。雪解け水、春と知ってこの曲のよろこびの正体が分かりました。)

ギルトブルグのFacebookです。
Boris Giltburg Facebook

以前、ガヴリリュクがラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を演奏を聴きながら解説している動画を見ましたが、「ここはロシア民謡」とか「これはトロイカ」などど言っておりました。
やはり言われないと気付かないことです。
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