おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

ニマニマ

2023年07月02日 | 重力奏法

こちらのインスタの存在をずっと知らずにおりました。

なんということ・・

拝見していて思わずニマッとしてしまいました。
下の動画です。

メロディーを受け渡して弾くことから習い始めることは、「不思議な音の国」でもお馴染みです。

腕を大きく使い滑らかに演奏します。
音をよく聴かないと美しいレガートにはなりません。


アーティキュレーションの手や重さの使い方をこれも「不思議な音の国」ではみっちりやります。

これを”公式”と言い表したのは良いアイディア!

基本の手の使い方がアーティキュレーションにはあり、これがイリーナ先生の仰る「誰でもある程度の音楽的な演奏ができる」という意味なのだと思います。

この公式は気を付けて使わないと、音が綺麗で良く弾けているけれど、音楽は感じていないよね、になってしまいます。


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最近生徒さんに、腕の重さという表現より肩甲骨から弾くと言った方が音が変わることが判明。

肩甲骨から手を開くようにすると言って、空中で手をパ~と開いてもらい、そのつもりで弾く、と言うと伝わります。

最初はとにかく、肩甲骨(背中)から水道を鍵盤に流し続けられるようにすること。

上達してきたら、どのくらい水を流すかをまずは、手首を蛇口にして大きく開けたり小さく閉じたり出来るようにして、次第に手首だけで調整せず背中でも調整出来るようにしていくと、演奏している時に指が鳴らしている感覚はなくなり、胴体が音を鳴らしている感覚になり、自分自身が楽器のような感覚になってきます。

ピアノを弾くには背中が大事。

初めてウィーンでレッスンを受講した時にできるだけ聴講もしたいと思い、聴ける先生のレッスンは全て聴講しました。

その時にある女性の先生が、小柄な方にもかかわらず、しかも普通の椅子に座り背もたれに思いっきり背中を付けて足を組んだままベートーヴェンのテンペストをちょっと弾かれた時に、驚くほどの厚みと重みと鳴り響く音に「えっ 」と口が開いてしまいました。

その姿勢では音なんか鳴らないと思っていたので、「どうして?」と唖然としました。

ミシェル・ダルベルトやルプー、ヴォロドスが背もたれに背中をぴったり付けて演奏している姿を見かけますが、そう言うことなのだろうと思います。

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セルゲイ·ダヴィチェンコ君

2023年07月01日 | コンサート情報

第17回チャイコフスキーコンクール。

今回は見る気になれず、全く見ておりませんでした。
ただ、記事は目に入ってきていたので、ファイナルに13歳の時から知っているセルゲイ·ダヴィチェンコ(ロシア語ではダヴィドゥチェンコと聞こえます)君と中央音楽学校時代にマルチェンコ先生の生徒さんだったマリーニン君がファイナルに進んだことは知っていました。

結果、ダヴィチェンコ君優勝、マリーニン君2位。

例によって2位以下は複数名選ばれています。

子供の頃から演奏を耳にして来た二人の活躍はとても嬉しい反面、この状況下で開催された初のチャイコフスキーコンクールの優勝者、入賞者であるわけで、今後の活躍がどのようなものになり、どう評価されるか不安でもあります。

このコンクールを子供の頃から目指していて見送ったであろう実力者もいるはずです。
今受けては国際的に活動できる道が断たれてしまう可能性もあります。


音楽で訴えたい考えもあるだろうし、心が受け付けられずこの場で演奏する気になれない人もいたと思います。

若者の未来がこうして巻き込まれていくことはあってほしくないです。

Grand piano competition 2018 続き - おとのくに♪♪

今年開催された16歳以下の子供たちのコンクール「Grandpianocompetition」のファイナルのコンチェルトの演奏をmedici.tvで聴くことができます。その中で気に入った演奏者が...

goo blog

 




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作曲家を知ろう!エルガー

2023年07月01日 | 作曲家を知ろうシリーズ

今月生徒さんに聴いてもらう作曲家はエルガー。

エルガーと言えば何と言っても威風堂々。

エルガーの紙を渡した時に、「あっ、威風堂々作った人」と言った生徒さんが一人いました。


ニムロットも是非知ってほしい曲です。


先月のグリーグは、圧倒的に「朝」「山の魔王の宮殿にて」が人気でした。
ピアノ協奏曲イ短調もまぁまぁ人気でした。

ホルベア組曲の前奏曲は誰も興味を持たなかったのですが、とてもいい曲だと思うのに残念・・
メロディーが断片的で分かりにくかったのかもしれません。


エルガーはチッコリーニ演奏の「愛のあいさつ」を入れました。
これまで誰も演奏者についての感想を書いた生徒がいないのですが、チッコリーニの演奏でピアノの音の美しさを感じてもらえたらと思います。


チッコリーニは人前に出すまでにどんな曲でも2年間勉強し、必ず暗譜で演奏していました。以前に弾いた曲でも勉強し直していたそうです。

また、年齢に合った演奏にする必要があるとも仰っています。若い頃と年老いてからでは同じテンポでは弾けないわけです。

これは決してマイナスの意味ではありません。
比べるにも値しない自分のことを考えても、心当たりが大いにあり、むしろ、なぜこの味わいを見つけられずにいたのだろうと日々思います。


エルガー | Composer Sakkyokuka

Composer Sakkyokuka

 


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