アマゾンわんわん日記 2018

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クリスマスプレゼント

2011年12月18日 | ブラジル雑記
先週ぐらいから、マナウス市内のショッピングセンター、セントロの商店は大賑わいです。
クリスマス商戦です。
親戚、友人、恋人等々、記念日、時節のプレゼントを絶対に欠かすことのないブラジル人。
この時期のプレゼント商戦は、まあ、すさまじいものがあります。
セントロを歩けば、大きな袋をいくつも抱えた人ばかり。
クリスマスとは縁のない生活を送っている我が家はまあ、まあ、圧倒されるばかりです。

この時期、子どもたちからサンタさんへのお手紙がたくさん郵便局に届けられます。
各郵便局では、特に生活があまり豊かでない子どもたちの手紙を公開して、協力者を募り、子供の願いをかなえてあげるというようなことをします。
協力をする人たちは、子供の願いにある品物を各郵便局に届けます。
品物は必ず新品ということではなく、状態のよいものなら中古でも良いのだとか。(これはどこでもそうかはわかりませんが。)

今月初め、パラナ州のマリンガ郵便局が手紙の一部を公開しました。
ほとんどの子供は自転車や学用品、玩具といったお願いでした。
その中に一通、局員の目を引いた手紙がありました。
「お米、フェジョン豆、サラダ、ジャガイモをください。お願いします。」
この子の父親は事故で右手を失い、失業中。
生活が苦しく、毎日悲しい顔で暮らす両親を見て、出した手紙だそうです。
この子がどんな形で願いをかなえられたのか、まだその結果は伝えられていません。
できるならば、クリスマスという一瞬の時期だけでなく、何らかの形でこの子の生活の状態ががよくなるように、援助してくださるサンタさんがいてくれたらと思います。

でもきっと、ブラジル全土で、こういうサンタさんへの手紙、これだけじゃないんだろうな。
小さな子供がこういう手紙を書かなくても良い社会になりますように。
私からサンタさんへのお願いです。
コメント (3)
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