アマゾンわんわん日記 2018

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ガソリンスタンドのトリック

2012年01月12日 | ブラジル雑記
うちの近所に、2軒のガソリンスタンドがあります。
どちらもブラジルでは、ごくごく一般的なブランドのお店。

最近まで、家に近いほうのスタンドでガソリンを入れていました。
こちらのほうが広いし、なにより一度なじみになってしまうと、楽だしね。

でも、ここ2カ月ぐらい、奇妙なことにが気になり出しました。
満タンにしたときの走行距離が異常に短いの。

もともと燃費が良いとは決して言えない愛車SX4、それでも今までは満タンで300Kmは走っていたのよね。
それが最近は270Kmがいいところ。
一割走行距離が短くなっているという計算。
最初は、タイヤの空気圧のせいか、なにか走行系統かメーター系統にトラブルがあるのかと思い調べてみましたが、特に異常はなし。

おかしいおかしいと思いながら、ある日、たまたま、もう一軒のほうでガソリンを入れました。
そうしたら!
ちゃんと従来通りの距離数を走るじゃない?!
ちょうど娘の送り迎えがなくなったころなので、走行環境のせいかと、近いほうのスタンドでもう一度給油してみましたが、やはりこちらで入れると走行距離が短い!
これは、スタンドのトリック?!

で、最近は、家の近くのスタンドで給油するのをひかえていました。

そうしたら、この間の日曜日のTV GLOBO の情報番組「FANTASTICO」の特集!
ガソリンスタンドの給油トリックがあり、それがどのように行われているかというもの。
特集によると、あらかじめ給油のシステム板にトリックが仕掛けられていて、リモートコントロールで簡単にノーマルな状態に戻せたり、トリックをしかけられたりできるんだそうです。
トリックをしかけた状態だと、給油メーターに表示された量よりも、実際に給油された量は1割程度少なくなるそうです。
で、Procon(消費者保護局)などが調査に来ると、リモコン一つでノーマル状態に戻るんだって。
テレビ局スタッフは、何の調査だともいわずに取材していました。

このシステムには仕掛け人がいて、かなりのお金を取って、このトリックが仕掛けられたシステム板をスタンドにおろしているそうです。
この人の顔もトリックのネタを得々と話しているところも、みんなテレビに流れちゃった。
ブラジルのテレビってすごいわ。
この特集が流れた2日後、この人は自ら警察に出頭してきたそうです。
ただ、無実を主張しているとのこと。
あれだけしゃべっておいて、無実ってのもすごい主張!

というわけで、私が疑っていたスタンドが、こうしたトリックをしていたかどうかはわかりませんが、ブラジル国内のガソリンスタンドの多くにこうした詐欺行為があったということです。
そのほかにも、ガソリンにアルコールを混ぜて販売するということも日常的に行われているとか。

気をつけて気をつけられることではありませんが...
みなさん、気をつけましょう!
としか、言えません、はい。
コメント (2)
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