アマゾンわんわん日記 2018

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強盗、こんな手口

2013年11月02日 | ブラジル雑記
ここのところ、サンパウロの幹線道路で多くの強盗事件が起きています。
まあ、これは今に始まったことではないのですが...
手口がやや乱暴。
走っている車に、レンガや大きな石を投げつけて車が止まったところを襲うとか、あらかじめ道路に大きな石を置いておいてタイヤをパンクさせ、運転手が車を止めたところを狙って襲うというもの。

高速道路でのことですから、少し間違えば大事故につながりません。
先日は、2週にわたって日系の男性と、日本から派遣されている企業の駐在の男性が被害にあいました。
日系の男性はバンドの仲間をサンパウロ近郊のモジ ダス クルーゼス市に運んでいる途中。
駐在の男性は仕事から戻る途中(?)
二人とも同じようにフロントグラスにレンガを投げつけられ、同じように心臓麻痺でお亡くなりになりました。
幸い大事故にはつながらなかったものの、二人ともその場で命を落とされたそうです。
駐在の男性はマナウスの工業団地にある企業ともつながりのあった方だそうです。

その次の週には、女子学生が運転中に強盗犯に車をぶつけられ、停車して車から出たところをピストルで撃たれました。
現在集中治療室に入っているそうですが、重態だそうです。
同じ頃、道路上に置かれた石で車をパンクさせられたブラジル人男性。
彼は、車から出ようとしたところ、強盗犯たちがいることに気づき、そのまま車を急発進させ、パンクしたタイヤのまま近くの警察が駐在している場所まで走り、助かったそうです。

こうした手口、私がリオにいた頃、20年前から「気をつけるように」といわれている手口です。
気をつけるようにと言うことはわかっていても、車をパンクさせられたりしたら、やはり「どうしたかな?」って車を停めて様子を見てしまいますよね。
我が家も一度、娘がまだ乳飲み子だった頃、後輪の2本を同時に道路においてあった石でパンクさせてしまったことがありました。
有料道路の料金所(その頃まだ開業しておらず無人でした)を出たばかりのところで、どう考えても石が落ちているような場所じゃない。
近くにいた男性が近づいてきたときにはどきどきしましたが、幸い男性はパンク修理やさんに連れて行ってくれただけ。
そのときは何事もなくすみました。
ただ、パンク修理やさんにもこの男性にもかなりのお礼をしましたので、「それが目当てだった?」とも考えられますが。
こういうときには、タイヤをだめにしてしまっても仕方が無いから、とにかく人がいる場所まで走らなくてはならないといわれました。

マナウスではこのような手口の強盗はまだ聞きませんが、先日国道174号線でボアビスタからマナウスに向かう途中で行方不明になってしまった車は。「強盗されたのでは?」とみんなが心配していました。
結局事故だったのですが...

強盗はどんな手口で来るか、予想もつきません。
みなさん、気をつけましょう。


コメント (4)
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