アマゾンわんわん日記 2018

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鯉も昇れない

2016年02月13日 | ブラジル雑記
例年にない少雨のアマゾン地方。
乾季が来誓ったことに加えての、雨期の少雨。
ネグロ河の水位は、前回の歴史的な乾季の時とすでに同じレベルの水位になっているとか。

今回少雨の影響をもろに受けているのは、マナウスから100kmほどのところにある森の仲の町、Presidente Figuereido(プレジデンチ フィゲレイド)。
ここは、「アマゾンの滝の町」として知られています。
町の中じゅうに、大小の美しい滝があり、そこで水浴ができることが売りになっています。

それらの滝が、ピンチ!!

たとえば、町の中心にあり、人々の憩いの場、町のイベント会場ともなる「ウルブイの滝」

通常ですと…



水が多いと…



こんな感じ。

500mほど上流から浮き輪に乗って川を下る「ラフティング」のゴール地点にもなっていました。

それが現在では…



ちょろちょろ~。

実は、ここまで水位が減ったのは確かに少雨の影響もありますが、もう一つ大きな原因があります。

上流にあるバルビーナ発電所が発電活動をやめ、湖の水を常時放水することになりました。
そのために発電のための人口湖に水がたまらなくなり、湖の水量が減少。
川に流れ込む水量が少なくなってしまっているとのこと。

このバルビーナ湖はツクナレ釣りのメッカとして知られていますが、この水量の減少で釣り場も減少していくだろうとのこと。

どちらにしても、PresidenteFiguereidoの町にとっては踏んだり蹴ったりですね。
せめて十分な雨が降ってくれないものか?!

コメント
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