アマゾンわんわん日記 2018

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バイリンガル校

2016年02月24日 | ブラジル雑記
機会があって、「ブラジルの公立学校で初めて」と言われる「ポルトガル語ー日本語」のバイリンガル校を見学に行きました。



わが職場から車で10分。
我が家からも車で10分。
ごくごく地元です。

州立の中学校。
州立ということで、半径2km以内に住む生徒たちが通学してくるそうです。
6年生から9年生まで4学年、1300人余りの生徒たちが勉強しています。

日本語を設置したのは、マナウスに工業特区があり日本企業が多く進出していること、国際交流基金による日本語学習者への援助があること等々だそうです。

学校自体の歴史は30年余りになるのですが、ここ5年ほどはがこうの新築のために閉鎖していたそうです。
なので、校舎はすべてピッカピカ。
ペンキのにおいがプンプン。



生徒のための食堂。
生徒数が多いため、学年ごとにお昼の時間をずらしてとるそうです。



プールはブラジルで「セミオリンピカ」と呼ばれるサイズ。
体育の授業で利用します。



講堂。
まだ椅子が壊れていない…



コンピューター室。
ここもピッカピカ。



図書館。

日本語の授業は今年から開始。
今年は6年生(中学1年生)のみ日本語の授業があります。
来年度から順次上学年に移行していくということで、2019年には中学校最高学年にあたる9年生まで授業を拡大していくそうです。

週に4時間の日本語の授業、





2時間の「数学で使う日本語」、



2時間の「理科で使う日本語」の授業があります。

日本からいらしたコーディネーターの方のもと、月に一時間ほど日本文化の授業もあります。



日本語の教員は学校の向かい側にあるアマゾナス連邦大学の日本語科の学生、および卒業生。

新学期が始まってまだ1週間ということで、先生も生徒さんたちも張り切って授業に取り組んでいました。
願わくは、この意欲が続いていきますよう…
いえ、生徒さんでなく、学校を営んでいく州の教育局のほうが…ね。
コメント
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