こりゃめでたい

めでたい花が咲きました！



一つの株から白とピンク、２色の花が咲くプリマベーラ（ブーゲンビリア）。
一年以上前に知り合いの方のお宅で見かけて、そのかわいらしさに一目ぼれ！
枝を少しもらってきました。

その枝を挿し木して１年余り。
ピンク色の花はしばらく前から咲いていたのですが、このたびめでたく白い花も咲きました。
日があまり当たらない場所に植えてあるので、ピンクの色がちょっと薄いかなという気もしますが。

この植物、２色の花が咲きますが白い花の枝をピンクの花の咲く枝に接ぎ木したわけではないんですよ。
もとから２色が咲く枝なんです。
２色さ潜戸、決して２色が混じった花は咲かないの。

おもしろいなー。

今日も　アマゾンは良く晴れた朝でした。



アマゾン河の水位情報は金曜日のまま30,02mです。

良く晴れてはいるけれど、一日一回雨がぱらついてくれるので　畑は助かっています。

今回もここ！「でいご」

夫と娘、母の友人クルッポンと待ち合わせて夕ご飯。
夫+娘+クルッポン　と言ったら...

ここですわなあ



「でいご」！！

今回も賑やかにお邪魔しました。



いただいたのは...


エビの唐揚げ？


焼うどん


カキフライ


お刺身

あと、娘が鉄火巻きを頼んだそうだけど、なかなか出てこなかったので出てきた途端にパクリといっちゃって、写真が撮れなかったそうです。
っていうか写真　みんな食べかけじゃない？

カキフライは我が家は大体いつも頼むアイテム。
だってマナウスに「牡蠣」ないんですもの。
いや、日本食材店に行けばあるのよ。
でも高い。
しかももちろん新鮮でない。
そりゃあ、サンパウロだって冷凍ものだろうけどね．．．
というわけで、私も夫も（実は二人で行ったことは一度もなし！）頼む。

しかし！！
私たちが行く時、いつも必ず一緒に行ってくれる友人クルッポンは牡蠣が食べられない。
アレルギーなのよ。
残念　クルッポン！

でも　クルッポン　今回　泡盛初飲みしたそうです。
強いのよー、泡盛って。
その後無事に自宅に帰り着いたそうで良かったわ。

今回の集まり、クルッポン称して「アマゾンーサンパウロ　B型の会」。
恐ろしいことに夫も娘もクルッポンもみんなB型？
何だか写真を見ると親族の会のようなおもむき。

クルッポン　いつも付き合ってくれてありがとうねー。
今度は私ともお付き合いください。
その時はまた姉御も交えて3人で行けるといいねー。

ブルブル

現在サンパウロの娘を訪問中の夫。
先週　ついたばかりの頃は「暑いよ。全然寒くないよ。」なんて言っていたのに、この週末ぐらいから
「寒くてたまらない。」と言い出すようになりました。

曰く　日が当たらないから。
曰く　アパートが古いから。

いやいや、いろんな「寒い要素」が次から次へと浮かんできますな。
でもね、こんな時こそ「ホカペ　ホットカーペット」！の出番ですわよ。
母が根性でゲットしたホットカーペット。

一昨年ぐらいだったと思います。
サンパウロの「売ります買います」のサイトにやたらとホットカーペットが出ていたことがありました。
ホットカーペットだけは　ブラジルでは市中で売られているのを見たことないわ。
なのでサイトに出ると、出る先からどんどん売れていってしまいました。

私が買えたのは　本当に運が良かったのと、そのカーペットがそれまで出ていたものよりもサイズが少し大きかったこと。
ホットカーペットは上に家具を置いたり、折りたたんで使うと断線してしまいますから。
普通の家庭では小さめのサイズが好まれるのよね。
娘のアパートも決して大きくはないのですが、何とか隅っこを少しだけ折り上げるだけで　部屋に収まったのよ。
広いアパートに移っても結局同じようにしてしか使えないそうです。

でも、その上で父と娘、二人でのんびりくつろげるんだからいいわよね。
ホカペさまさまです！
　　　　　＊　　　　　＊　　　　　＊　　　　　＊　　　　　＊
今週に入ってブラジル上空に寒気が入ってきて、各地で最低気温を記録しています。
サンパウロでも3,5度だそうです。



少し標高の高いところでは霜が降りたとか。

サンパウロでそうですから　もっと南のパラナやリオグランジドスルのほうではさらに寒い。



マイナスの気温を記録したそうです。

マナウスもここのところ、過ごしやすい夜が多くなってきています。
生意気にも野良ワンコ達が寒がって丸くなっている。
南に比べたら、全然寒くないから！



君は逆に暑い日には毛皮を脱ぐことをお勧めします。

畑風景 2021 はじけてとんだホウセンカ編

長い題だなー。
「鳳仙花」といえば「島倉千代子」だよなー、と一人うなずくペケママでしたが、検索してみたら加藤登紀子さまも別な「鳳仙花」歌ってたのね。
こっちは知らん歌だった。
やっぱり昭和は演歌！

じゃなくってだな．．．

悲惨散々な「オクラ」に対して、比較的まともに育ちました、「ホウセンカ」。



見て見て～、立派でしょ！

ホウセンカはね4畝作ったのよ。
でもね、見てください　この違い！



手前2畝はまだ雨の残る雨季のうちに苗を植えたもの、後ろの2畝は突然乾季になってしまってから植えたもの。
違いが歴然！！



後ろ2畝がほとんど苗が残っていないのにもかかわらず、前2畝のこの立派な体格！！
ほれぼれしちゃうわ！
でもね、本当はここには一畝につき8本の苗が植えられていたのよ。
それがハサミムシやアリにやられちゃって、間間が歯抜けみたいになっているでしょう。
ホウセンカには虫が嫌う物質があるから、アリには強いのよって誰かが言っていたけれど、みんながみんなそうじゃないみたい。
まあ、オクラに比べたら本当によく育ったけどね。
後ろ２畝も　ここのところの雨ですっかり大きくなりました。
このまま育ってくれそうです。

同僚がバケツで育てているトマトは大豊作。



こちらはアリもアブラムシもつかずに元気に育っています。
ペケママも時々ご相伴にあずからせていただいています。
甘くておいしい！

さて、明日の朝までオクラ君は生き残っていてくれるか？！
毎日ドキドキしながら朝の畑を覗き込んでいます。￥

repiquete

昨日今日と、雨季かと思うような激しい雨が降りました。
それもね、いきなり降り出すのよ。
今朝なんて、私が家を出る時には青空まで見えていたのに、スーパーで買い物している間にもんのすぐーい大雨になっちゃった。
うん、あれはすごかった。
買い物が終わって家に戻る帰り道では、普通に道路を車で走っているのに3回も穴にタイヤを落としちゃったわ。
幸い大事はなっかったけど．．．
車さん　ごめんなさい。

今朝は川のほうでは竜巻まで起こったみたいです。



空から雲の足のようなものが下りてきているのが見えるかな？

さて、こんなに空から雨が降ってくるのに、これが地上に影響しないわけがない！

先週ずっと30mの水位をキープし、今週になって月曜日に1㎝ほど水位が下がり　注目されたアマゾン河（ネグロ河）。
空から落ちてくる雨粒をひたすら貯え、何と水位が再び上昇してしまいました。
一昨日29,99㎝から一気に3㎝も増え、今日の水位は30m2㎝。
これぞまさに、観測史上の最高水位でございます。

こんな風に一度ピークを記録しその後次の状態に移行し始まったのに、何らかの理由でまた最初と同じような変化の動きに戻り、最初に記録したピークを越えてしまうような状態を repiqueteと言うのだそうです。

以前...たしか2011年だったかに　最低の水位を記録した時にも起こったのよね。
一旦最低水位を記録したのに、その後上昇を少しした後　また水位が以前より下がったっていうこと。

水位の上昇がこのまま続くことはないと専門家は言っていますが、それでもセントロの水害を受けている地域の人たちはかなりがっかりした様子でした。
市側は一度設置した特別歩道などをさらに高い位置に設置し直したということです。
　　　　　＊　　　　　＊　　　　　＊　　　　　＊　　　　　＊
アマゾンはこんな風に雨が多くて...なんて話している一方で、ブラジルの中央部から中西部にかけては水不足が深刻化してきています。
サンパウロ市に水や電力を供給するダムは水量が心配されているし、昨年ひどい火災が起こったパンタナール地方では今年も乾燥による火災が心配されているそうです。
アマゾンの水を持って行くことのできるようなシステムがあるといいのになあ．．．

は～ながさいた～

は～ながさいた～　は～ながさいた～　
オクラのは～な～が～



さ～みしかった～　ぼ～くの　に～わが



明るく　なああった～

は～なあよお～　は～な～　オクラのは～な～
いつまで～も～　そこにさいてて　おくれ～

．．．いやいや、いつまでも咲いてなくていいから、
早く立派な実になっておくれ！
　　　　　＊　　　　　＊　　　　　＊　　　　　＊　　　　　＊　　　　　＊
早朝にはまだ花が開いていなかったオクラのつぼみ、日が上って来るとともに黄色い花びらが開き始めました。

ようやくさいた～
毎日　がんばってアリ退治したかいがあった～。
ここから一気に背丈が伸びて立派なオクラに育ってくれたらな～。

ああ．．．あと100m．．．

1週間ほど水位を保っていたアマゾン河（ネグロ河）、とうとう水位が下がってきました。
１ｃｍほど下がったそうです。
現在29m99㎝。
それでも今までの記録よりも高い水位なんですけどね。



お昼のブラジル全国ニュースをお掃除をしながら見て．．．いえ、聞いていました。
お天気コーナーでアナウンサーのお姉さんが言いました。
「1週間ほど30ｃｍの水位を保っていたアマゾン河ですが．．．
はっきりくっきり言い間違い。
「30m」ですから。
日本のテレビ番組だったら、すぐに訂正アナウンスがあるんだろうなと思いました。
ブラジルテレビ、最後まで結局何にもナシでした。
　　　　　＊　　　　　＊　　　　　＊　　　　　＊　　　　　＊
1㎝ほど水位が下がったからと言って、セントロの様子は変わりません。
相変わらず市場周辺は水が溜まったまま。



水がないところは良かったわね、なんて言ってばかりもいられないのよ。
下水も流れないし、雨水の排水もできない。
幸い今は乾季。
早々雨も降らない．．．はず．．．

だったのにね．．．

今日は珍しく降った　降った。
すごい大粒の雨が　激しく屋根を叩いた。
で、セントロはこうなったみたいです。



普通なら排水される雨水が逆にマンホールから噴き出してくるような勢い。



ああ．．．オレ、どうしてあと100m先に車停めなかったのかなあ．．．
あの坂の上に、いや上なんて言わずに少しでも坂を上がっていれば、水に浸からなかったのになあ．．．

後悔先に立たず．．．ですな。

畑風景 2021 瀕死のオクラ編

あら、なあに？
コロナちゃん、何かご用事？



あら、ずいぶん嫌味な歌じゃない？
今の母のハートをぐさりとえぐるような。

さんざん　散々．．．

そう、今年はね　散々なのよ。



見てちょうだい、この悲惨な畑！！
何が植えてあるのかって？
オクラよ！
オ　　ク　　ラ　　！
だって母、それしか知らないもの、ここでまともに育てられる　日本人にもなじみの野菜って。

もとはここに10本の苗が植えられていたのよ。
それがみんな根っこを切られ、葉を切られ．．．



こんな感じの丸坊主にされた上、最後には茎も切られちゃうのよ。



でっかく育ってた苗も一晩のうちに　ボーロボロ。
あ、この焼けちゃったところはね、ペケママがやけのやんぱちになって　殺虫剤振りかけたからこうなっちゃったのよ。
え？じゃあ　こうなった半分はペケママのせいですねって？
ちょおおーっと違うと思うのよ。
だって、アリさんがうじゃうじゃ上がっていたんですもの。

あら　そうそう、いやーねー　忘れてたわ、この「ボロボロ事件」の犯人のこと話しておくの。
今　アリが上がっていたからって言ったけど、アリは容疑者のうちの一人。



働き者の「ハキリアリ」
この子たちはね、この葉っぱを巣穴に持って行ってそこで「菌糸類」を育てて食料にするのよ。
偉いのよ！
でもね、だからっつって人んちのオクラ持って行っていいなんて、一言も言ってないからね。
気の毒だけど「殺蟻剤」も何度も撒いたのよ。
でもね、こいつら全く平気！
で、今回の「ペケママぶっちぎれて殺虫剤を直接苗に吹きかける事件」に発展してしまったわけだな。

そして「ハキリアリ」と同等ぐらいの「容疑者」



「ハサミムシ」
こいつはいやらしい！
誰に聞いてもこいつを防ぐ方法は知らんという。
しかし、こいつにひどい被害にあっているという話もあまり聞かない。
もしかしたらペケママに取りついている虫なのだろうか？
ペケママは知っているんだ、こいつの撃退方法を。
それは「水責め！」
そう、その昔　羽柴秀吉が高松城を攻めたように周囲からじわりじわりと水責めしたように。
今年はそれですでに2匹のハサミムシを撃退したわ。
たった2匹、されど2匹なのじゃ！

そして今年新しく浮上してきた「容疑者」。



とミスター・イグアナさんです～。
イグアナさんって　植物の新芽とかが大好物なんですってね。
確かに最近も畑の中からイグアナの卵が出てきたことがあるし、あながち「そんなことないでしょ～」と否定するわけにもいかない。
子供のイグアナだったら、オクラの新芽なんて　うってつけの離乳食？

まあ、そんなこんなと容疑者探しをしています。
あとちょっと、この心配もあとちょっとだから。



このつぼみが開いて花が咲いたら、今度はオクラはそこからドンドン背を伸ばしていくんです。
ある程度大きくなったら、あとはもうアリもハサミムシも大きなダメージを与えることはできなくなるからね。
今が正念場。

頑張れ　オクラくん！
踏ん張れ　ペケママ！

恋人の日のお食事

6月12日、ブラジルは「恋人の日」でございます。
街の中のもテレビのコマーシャルにもハートマークがあふれちゃってます。
信号で車が止まるたびに、バラの花やかわいいぬいぐるみを持った物売りさんたちが寄ってきます。
恋人の日の由来やエピソードについては　また今度。

さて、恋人の日。
彼氏がいるはずの娘ですが、なぜか実の父（ペケパパです）とリベルダージデート。



夫がね、健康診断を兼ねて先日から娘のところに行っているのです。
日本食などを買物し、お昼をここ．．．



「居酒屋　甚六」さんでいただいて、早々に帰ってきたらしいですが。

で、帰ってきたら月曜日に大学の試験を控えた娘は部屋にこもって勉強。
娘の彼氏も近々留学を控えているので、いろいろ準備で忙しいのだそうです。
マナウスの家では毎日犬たち猫たちを蹴散らしながら掃除をし、お昼を準備するために台所に立つ夫ですが、マナウスの家よりも狭い娘のアパートではその必要もなく、久々の平穏の日々。
何もしないのも手持無沙汰なので夕ご飯にカレーを作ったんですって。
きっと今ごろカレータイム！でしょうね。

さて、マナウスの家を守るペケママは、久々の家事フル操業にいささかバテ気味。
だって猫はすぐに「腹減った」って騒ぎ出すし、トイレがちょっとでも汚れていたら気に入らないから猫砂かき出すし、コロナはゴミ食べてるし．．．
今日土曜日も早朝3時から相変わらずの活動開始。
夕方には疲れ切って食欲もなくなっていたんだけど、夫の「カレー作った！」っていう話を聞いて、ワンコの散歩に行ったら　だんだんお腹がすいてきた。
でも、面倒なもの作る気力は全くなし。

というわけで作ったのが．．．



梅スパゲティ！
茹でたスパゲティにオリーブオイルとコショウをたっぷりかけて、梅のふりかけを振りかけただけのもの。
梅のふりかけは以前いただいたもので、大粒の乾燥梅果肉が入っている　ナチュラルなもの。
変な化学調味料味がしないのがいいわ。
何かがお腹に入ると、やっぱり気持ちも落ち着きますね。

朝のお散歩の後　お風呂に入ったワンコ達、今日はどうやら熟睡。



今は私は「孤高の猫　ポニョ猫」と寝ているので、ワンコニャンコ達は久々の「ママなし寝」です。
でもね、朝3時に私が起きて「ポニョ部屋（実は夫の部屋です）」のドアを開くと、かならずそこにコロナちゃんが待っているの。
ありがとねー、コロナたん！



くー　泣かせるぜ！

やっと止まった？

6月5日に歴代最高水位30mを記録した　アマゾン河（ネグロ河）。
その後1週間、同じ水位を保っています。
専門家はそのままだんだん水位は下がっていくのではないかと予想しています。
まあ、順当に考えればそうなるはず。
ちょっと気になるのは、最近になってブラジル北部ベネズエラやコロンビア、ペルー国境沿いに雨雲が多く発生し降雨量が増えていること。
そうなると、時間をおいてまた少し増水することがあるからね。
まだまだ気は抜けません。

増水したセントロ等の通りの様子はいまだに変わりなし。



こんなに水に浸かっていたら、ダメになっちゃうものがたくさんあるでしょうね。

先日家族で増水の様子を見に行った友人に、
「下水の臭いがすごいんでしょう？」と尋ねたら、
「市場近辺はすごいけど、それ以外のところは平気だったよ。」と言っていました。
市の衛生局が薬撒いているのよね
友人は娘さんが「水に入る～！！」
と言ってごねて、親御さんたちを困らせたそうです。
何といってもトイレの水も流れないぐらいだからね。
仕方ないよ
実物が浮かんでいないだけでもありがたい。
あら 失礼!

アマゾナスは増水ですが、ブラジル中部から南部にかけては今年も水不足だそうです。
サンパウロではすでにダムの貯水率が話題になっています。
パンタナールの火災も 心配です。
昨年の被害がひどかっただけに。

* * * * *
寒冷前線が入ってきていて サンパウロは明日は寒そうですね。
夫も風邪などひかないと良いのですが．