ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

A Wizard of Earthsea 読書 : Chapter 7: The Hawk's Flight (1)

2005-04-13 23:58:09 | ゲド戦記・Le Guin
とても久しぶりに読みました。
今日はちょっとですが,今度いつ読めるかわからないので,メモのつもりで書いておきます。

Gedは目覚めると,天蓋付きベッドの中でした。何やら,王子様のような絹のチュニックを着せられていました。不安になって,ペットのHoegの名前を呼びましたが,近くにいる様子がありません。

そこへ,背の高い若い女性がやってきました。白と銀の服を着た彼女は,「私を覚えておいでではありますまい。」(こんな言葉遣いでいいのかな)Gedは,このような美しい女性に会った事があったか,記憶を辿りましたが,Rokeの学校での祭りの日に見た婦人位しか思い出せません。しかし,彼女は違うようです。

彼女は「お忘れかもしれませんが,ここでは古いお友達のように歓迎いたします」と言います。ここはどこなのですか,とGedが尋ねると,彼女は,ここはCourt of the Terrenonと言い,この国の領主,Bendereskの居城で,自分は,Serretと呼ばれています,Osskilの言葉で「銀」の意味です,と,言います。

後で,彼はBendereskにも面会しました。彼は,Serretの3倍位年取った人物でした。その後,GedはしばらくCourt of the Terrenonに滞在しましたが,城の内外の様子を見て,彼は決して偶然ここに来たのではないと悟ります。何故なら,他に偶然に入り込む人はいなかったからです。

Gedは,影を恐れてここへ逃げた事を恥じていました。Gensherも,Nemmerleも,Ogionも,彼に最初に魔法を教えてくれた魔女すらも,彼は全て期待を裏切ってしまったような気がしていました。


OOP CD : Chapter 22: St. Mungo's Hospital for Magical Maladies and Injuries (2)

2005-04-13 23:28:29 | ハリポタ5巻
***5巻既読前提です。読了してない人は要注意。***
場面1:ダンブルドア先生のオフィス続き
この辺りの章は,どんな細かい事でも見逃しちゃいけません。ハリー達が寮を出てダンブルドア先生に会いに行く途中,ミセス・ノリスに会いましたね。後で,ダンブルドア先生は,フォークスの羽の知らせで,アンブリッジがハリー達が寝室を抜けた事を知りますが,ミセス・ノリス→フィルチ→蛙,で伝わったんですね。

場面2:ブラック屋敷
父を案じるウィーズリー家の子供達に対して,ハリーもシリウスも,何もできませんね。
いつも陽気な双子が,この場面,豹変してしまいます。ハリーに対して容赦なく,話を聞かせろと言うし,シリウスに対しても,かなり失礼な態度を取ります。
Easy fou you to say, stick here! I don't see you risking your neck!
はちょっとヒドイな,フレッド。こんな言葉が彼を追い詰めるのに。

ここで,Kreacherがかなりアヤシイ動きをしますね。まずは「まわし」をずり降ろしながら,何気に意地悪そ~な目付きでうかがい,ハリーの話に(あからさまに)耳をそばだてている様子。彼はこの後,これをマルフォイ夫人に報告したのでしょうか? それが回り回ってドラコに知れてたら,すごくイヤですね。

またフォークスの羽の知らせが来て,今度はモリー母さんのメッセージが運ばれてきます。予想外に重いアーサー父さんの症状に,皆固まってしまいます。ハリーとシリウス,ウィーズリー家の現在の状況に負けないほどの辛い人生を味わってきたこの2人でさえ,全く無力。

しかし,長い長い夜が明けかけた時,モリー母さんが,嬉しいメッセージを持って帰ってきました。ようやくほっとして,朝ご飯の準備にかかるシリウス。ところがKreacherがいません。何気なシーンですが,実はこれが後々の悲劇を生み出す事になるとは,この時誰が予想したか。。。。

ところで,ハリーは,アーサー父さんが襲われた事を見ただけでなく,ダンブルドア先生に対して恐ろしい攻撃心が沸いて来た事をシリウスに相談します。しかし,シリウスは,ハリーの質問の答えをある程度知っているようなのですが,ちゃんと面と向かっては答えられません。


Chapter XII : At Rivendell (2)

2005-04-13 22:41:31 | Tolkien・HoME
グローインが,かつての仲間達,ダインの事,現在の谷間の国の王の事,をお話した所で,トールキンさんは一旦筆を止めます。次の下書きでは,ガンダルフがビンゴにもうちょっと事情を説明します。

ガンダルフは,皆が無事についてよかった。しかし,もうちょっと事情がわかっていたら,もう少し違うアレンジをしていたじゃろう。それにしても,黒の乗り手達がもう出発していたと知っていたら‥!
「知らなかったんですか?」と言うビンゴに,ガンダルフは,Trotterから聞いたんじゃ,と言います。

ここでビンゴ,例の,最初は疑っていたけど,だんだんTrotterの事が好きになった,というくだりがありますが,今度のガンダルフのリアクションは微妙に違います。

彼の事を前から知っていたような気がします,というビンゴに,ガンダルフは,「ホビットを見る度に,他のホビットも思い出すんじゃ。皆"wonderfully"に似ているからのう!」

前はwonderfully(驚くほど、素晴らしく、不思議なほど)じゃなくて,extraordinarily(異常に、並外れて)だったぞ(笑)

するとビンゴ,「とんでもない! Trotterは超変わってますよ! 靴履いてるし。(それに比べて)私は普通のホビットだと感じますよ。1ヶ月の間放浪の旅をしてきましたが,もう十分です」

実はこの下書きでは,ビンゴが目覚めたのは10月26日になっていたそうです。最初の日付が正式版と同じだったので,てっきり日付は一発で決まったのかと思ってました。ただし,この版ではビンゴが目覚めるまでちょっと時間がかかっていて,初版(一晩でOKだった)よりビンゴの怪我がとても危険だった事を強調しているそうです。

次は,「裂け谷は安全なのですか?」と尋ねるビンゴの問に対するガンダルフの答えです。正式版と似ているけれど,微妙に違う部分があるそうです。


そう願いたいね。彼(死人占い師の事)は過去にどんなエルフにも滅多に打ち勝った事がない。全てのエルフは彼の敵じゃ。裂け谷のエルフは,彼の最も大きな敵「Gnomes」の子孫じゃ。(Gnomesは)遥か西からやってきた賢いエルフ達の事で,エルベレスが今も保護しておる。

Gnomesと聞いて,ポッタリアンの私は,思わずハリポタ2巻で出てきた,ある生物の事を思い出しました。以下は本を読んだ時自分で書いたメモです。
Gnomes : とても小さな生物で,皮に覆われ大きなでこぼこのじゃがいものようなつるつるの頭を持つ。足は細く歯は剃刀のように鋭い。庭の穴に住み,あまり利口でない。駆除するには,足首を掴んで頭の上でぐるぐる回して投げ捨てる


Odyssey読書 : 8 The Phaeacian Games (2)

2005-04-13 07:51:23 | BookClub
AphroditeとAresの様子を見て,ApolloはHermesに,それでもAphroditeと寝たいか?と尋ねると,Hermesは,それもよいね,と言って,他の神々の笑いを誘います。ところがPoseidonはこれに笑わず,Hephaestusに,Aresを解放してくれ,と嘆願します。もし彼が逃げたりしたら自分が責任を取る,というPoseidonに,Hephaestusは,しょうがない,あなたに免じて許してやるか,という事にします。

その後,Alcinousの息子,HaliusとLaodamasは踊りを披露しました。
Alcinousはさらに,王子達に,Odysseusに何か贈り物を差し出すように言います。Odysseusに失礼な態度を取ったEuryalusには,償いをするように命じます。Euryalusはお詫びに自分の剣を差し出しますが,Odysseusは,これを返して,その心と共に決してなくさないようにと言います。

Odysseusは,吟遊詩人Demodocusを誉めます。そしてTroyの木馬の話をねだります。すると,Demodocusは,Troy戦争のクライマックスを話し始めます。感激のあまり,激しく泣き出すOdysseus。Phaeacianの王Alcinousは,あなたは一体誰なのですか? 船を漕ぐ船乗りに,どこへ帰るのか教えてやって下さい。と,迫ります。

ふむ,Phaeacianの人達は,"stranger"という言葉を連発しているし,やはりどうやらOdysseusが自分の正体を語るのは次の章のようです。


Run!Run!Run!