ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

OOP CD : Chapter 26: Seen and Unforeseen (1)

2005-04-26 23:39:13 | ハリポタ5巻
この章も,前の章に引き続き,またまた凝った名前です。この章は,"seen"(見える事,理解する事)と"unforeseen"(予期しない事,意外な事)で一杯ですよ。それぞれ幾つあるか数えてみよう!と考えるのも面白いですよ。

前の章の最後で,リータ・スキーターは,ハーマイオニーに脅されて仕方なく引き受けたんですね。(脅しの言葉を聴きそびれてた(汗))しかし未登録動物もどきの件は,ドラコ・マルフォイも知ってますよ。彼の方が何か変な事に使わないか,にわかに心配です。
まあ,とにかく,ハリーはリータにヴォルデモートの話をします。。。

食事の時間,ハリーを全く無視して席につくチョウを見て,ハリーに何があったのかと聞くハーマイオニー。バカ正直に話すハリーの話を聞いて彼女は仰天しながらも納得。おっと,「tactless」って言ってますね。(笑) ハーマイオニーはびっくりするほどよくわかってますね。まるでチョウの心理を見透かしたかのようです。

ロンとジニーが,クィデッチの練習から帰ってきましたが,2人共泥だらけで憮然。もうアンジェリーナはほとんど泣いていたとか。グリフィンドールのクィデッチチームは,最悪の状況らしいです。

ある朝,食事の時間,ハリーはたくさんのふくろう便を受け取ります。ハリーの勇気を称えるもの,感謝するものがやけにたくさん。どうやら,Quibblerが発売されたようです。それを読んで大喜びしている彼らの前に,アンブリッジ先生がやってきます。彼女は事情がわかると,グリフィンドールから50点減点,1週間の処罰を与えます。ここでちょっと意外に思えたのですが,彼女の剣幕の割には,ハリーは退学処分にはならなかったんですね?

Educational Decree Number 27 : Quibblerを所有する者は退学とする
がすぐ施行されますが,これはあまり有効ではありません。ハリーの考えを理解した事により,それまでバラバラだった生徒達の考えがまとまってきたんですね。

また,この辺りから,アンブリッジ先生の魔法使いとしての能力が,見えてきます。彼女は異様に短い杖を持っている,とありましたが,どうやらその意味がわかってきました。生徒達は,彼女から簡単にQuibblerを隠す事ができているようです。


Odyssey読書 : 10 Circe (1)

2005-04-26 23:34:11 | BookClub
Odysseus達は,次は東風の神Aeolusの家で世話になります。AeolusはOdysseusに,「荒々しい風を封じ込めた」皮のバッグをプレゼントして,彼らに家に帰れるよう西の方向へ風を送ってくれます。

彼らは9日の航海ののち,Ithacaが見える所まで辿り着きました。ところが,ここでOdysseusが疲れて居眠りをしている時に,彼の部下の1人が,Aeolusのプレゼントの皮のバッグを開けてしまいます。その瞬間,バッグを開けた部下は海に投げ込まれ,嵐が起こり,彼らはAeolusの島まで引き戻されてしまいます。

Odysseusを見たAeolusは,彼らが神々に祝福されてない,と怒り,今度は島から追い出します。仕方なく再出発したOdysseus達は,6日後に,Laestrygonianという種族が住む,Telepylusという所に到着しました。

その時,他の船は湾の奥深くまで入りましたが,Odysseus自身が乗った船は入り口に停泊しました。Odysseusは斥候を送って,そこの住人達について調べさせます。彼の遣いは,Antiphatesというこの地のリーダーの娘に会い,案内してもらいます。ところが,実はLaestrygonianというのは,人食い巨人族でした。Antiphatesは,遣いの1人をあっという間に食べてしまいます。生き残った遣いは慌てて船に戻ります。するとあちこちから船が攻撃され,湾の奥に停泊していた船は,全滅させられてしまいました。

Odysseusの船だけがかろうじて脱出に成功しました。彼と仲間は,自分達の幸運を喜んだものの,他の仲間の事を思って悲しみに沈みました。

次に彼らは,恐ろしいAeetesを兄弟に持つ,魔女Circeの島に辿り着きます。
全ての神に見放されたようなOdysseusの一行にも,ちょっとした恵みを与えてくれた神がいました。Odysseusは,停泊地の近くで,大きな角を持つ牡鹿を捕らえ,船に持ち帰って,仲間と一緒に,その肉とワインを楽しみました。


Run!Run!Run!