ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

OOP CD : Chapter 23: Chiristmas on the Closed Ward (2)

2005-04-18 23:49:50 | ハリポタ5巻
***5巻既読前提です。***
今度のお見舞いにはビルとルーピン先生が付き合います。

Dementor's Kissの被害者は,アーサー父さんが最初に運ばれた,"Dai Llewellyn Ward"にいるんでしょうかね? ("Creature-Induced Injuries"ですから。。)

アーサー父さんは,ハリーのプレゼント(ドライバー)に大喜び。
ハリーいくらマグルの家で育ったからって,マグルのお金持ってないのでは? どうやって買ったんだ? ‥3年の時のマージおばさんの事件で懲りて,Gringottsで両替して,持つ事にでもしたんだろか?

ところが,モリー母さん,アーサー父さんの包帯が1日早く変わっている,と,目ざとく発見。(包帯が1日早いという事でどうして気が付くんだか。。)一体何をしたの?と詰め寄ります。アーサー父さん,インターンHealerと仕組んで,マグルの治療法(針)を拝借した,と白状したから,‥さあ大変‥(笑)

ルーピン先生はwerwolfさんの所へお見舞いに行っちゃう(爆)し,ビルはコーヒー飲みに行くし‥。ハリー,ロン,ハーマイオニー,ジニーもたまらず,コーヒーを飲みに出かけます。

コーヒーは5階だっけ?と言いながらやってきた5人,ここでとんでもない人物に遭遇。
金髪碧眼の魔法使い,そうです,Gilderoy Lockhartです。女の子達は大興奮!(笑) しかし,彼は,サインをしたがる癖は変わってないものの,ホグワーツで教えていた記憶は戻ってない様子。ただ,ハリー達をかすかには覚えているようですが。

実は彼らが迷い込んだのは4階,"spell damage"の患者さんの病棟だったのです。
Bodeさんもここに入院しているようです。

Lockhart先生の病室の近くに,お花のカーテンで仕切られた一角があります。女性Healerが,そこにいた人達に声をかけました。「Mrs. Longbottom ....」4巻で事情を聞いていたハリーは仰天! 慌てて他の3人の視界をさえぎろうとしますが,ロンが気が付いてしまいます。ネビルに脳天気に声をかけるロン。他人の振りをしようとするネビル。そして,スネイプ先生の,あの見事な女装ですっかり有名になってしまった(汗),‥

ハゲワシの帽子の,ネビルのおばあさん。。(^^;)(^^;)(^^;)

しかし,予想に反して?,大変気さくな人でした。しかも,彼らが誰だかちゃんとわかっているようです。ロングボトム家は純血ですが,ハーマイオニーまでちゃんと認識してくれました。この巻の初めの方で,日刊予言者新聞に書いてあった,ダンブルドア先生の悪口などがバカバカしくて,取るのを止めてしまった,とネビルが言っていたのを思い出しました。

今,突然,思いついたのですが,もしかすると,ロングボトム夫人は,ダンブルドア先生の為に何か一肌脱いでいる可能性もありますね。いや,あくまでも「可能性」ですが。

実はお花のカーテンの中にはネビルの両親がいると知って,無遠慮に驚くロンに,ハリーは蹴りを入れようとしますが,失敗。(笑)ネビルのお母さんは,ハリーが以前に見た写真より,随分老けてしまっていたようです。彼女はチューインガムの包みを息子に渡そうとします。(おばあさんによると,何度も何度もやっているようですが‥)

ロン,ハーマイオニー,ジニーは,ネビルの両親の事を知って,大変ショックなようです。ハリーは,これはベラトリックス・レストレンジが磔の呪いをかけたせいだと話します。それを聞いてさらにショックを受ける皆の様子に,4巻で,その様子を見ていたに違いない偽ムーディ先生が,ネビルがロングボトム夫妻の子と知って,彼に植物学の本を渡したシーンを思い出しました。


Cruciatus Curse = 磔の呪い なんですね。初めてお勉強。


Odyssey読書 : 9 The Cyclops (2)

2005-04-18 23:44:58 | BookClub
Odysseusの部下達は,さっさとチーズを取って子羊たちを自分達の船に持って行きましょう(泥棒か?)と言いますが,Odysseusは,洞穴の持ち主に会って,友好的におみやげを渡したいと思っていました。しかし,彼が現れると,彼らはそのCyclopsがあまり好ましい人物ではない事に気が付きます。

彼は,Odysseus達を脅すように睨み付け,洞穴の入り口を巨石で塞ぎ,羊達のミルクを絞る作業を終わると,よそ者め! 何者だ? どこから来おった? 冒険か!? それとも海賊か!?

Odysseus達はびびりましたが,彼は何とかして挨拶をしようと試みました。私達はTroy戦争の帰りです。反対方向の風に吹かれて,間違った場所に来てしまいました。どうか助けて頂けませんか。私達を客として,何かお恵みを頂けないでしょうか。あなたの神への奉仕はずっと覚えております。客はZeusにとって神聖なものです。

すると巨人は,「お前はバカか。我等はZeusにも他の神にも仕えておらぬ。Zeusが怖いからと言ってお前らを助けたりはせんぞ。」と言います,が,「ところで船はどこに留めているのか?」と尋ねます。Odysseusは裏をかこうとして,船はPoseidonに壊された,と,言います。

しかしこれを聞いたCyclopsは,Odysseusの部下の二人を捕まえ,石に叩きつけて惨殺して,全部きれいに食べてしまいます。

Odysseusは何とか勇気を振り絞って彼を襲おうとしましたが,ふと冷静になって,朝まで待つことにしました。彼は,Cyclopsが出かけている間に彼を殺す計画を練りました。洞窟にあったオリーブの木を1本取り,先を尖らせて,彼が寝ている間に目を突き刺す計画を立てます。

夕方,Cyclopsが帰ってくると,またOdysseusの部下を2人,夕食用にさらいます。Odysseusは彼に持ってきたワインを勧めて,助けて欲しいと言います。するとCyclopsはワインを飲んで,では,お礼に贈り物をあげよう。お前は1番最後まで食べないでいてあげよう。と,言います。

ワインはCyclopsを眠らせる為の罠でした。Cyclopsが眠ってしまうと,Odysseusは部下に合図して,羊の○○チの山の下に隠しておいた木を取り出し,‥

Cyclopsの眼に突き立てました。Cyclopsは,悲鳴を上げてご近所さん達に助けを求めます。が,近所のCyclops達は,状況がよく飲み込めてないようで,お前の父,Poseidonに助けを求めな,とだけ言って,行ってしまいます。

Odysseus達は,羊のお腹の下に隠れて朝を待っていました。
Cyclopsは,Odysseusの隠れていた羊を見て,お前はいつも最初に出て行くのに,何故今日は待っているのだ? 私の事をかわいそうに思ったからか,などと言い,羊を出します。

船に乗り,まんまと脱出に成功したOdysseusは,船の上から,Cyclopsに嘲笑の言葉を浴びせます。これに怒ったCyclopsは,彼らの船を引き戻そうとします。部下達は,Odysseusをなだめ,これ以上悪態をつかないよう注意しますが,彼は聞き入れず,Cyclopsに,さらに,自分の名前を言ってしまいます。これを聞いたCyclopsは,こうなる事は予言されていた。父Poseidonに言いつけてやるぞ! お前の仲間を全員殺してやる! 故郷に帰れなくしてやる! 故郷に帰っても禍が起こるようにしてやる! と怒鳴りました。

Odysseusと生き残った精鋭達は,山羊の島へ帰ります。彼らはOdysseusと生き残りに喜びましたが,犠牲者に悲しみました。その夜彼らは羊を山羊を山分けし,神に捧げましたが,どうやら神は彼らの貢物を見てなかったようです。


Cyclopsのおうちって,相当くさい所なんですね。(汗)

う~む,残酷や描写や,上品とは言えない表現が多くて困りましたよ,この章は。しかし,Odysseusも結構悪いんでない?


OOP CD : Chapter 23: Chiristmas on the Closed Ward (1)

2005-04-18 23:14:12 | ハリポタ5巻
***5巻既読前提です。***
ブラック屋敷に帰ってきたハリーは,「ヴォルデモートに取り憑かれている」に囚われてしまい,茫然自失状態。ついには,ここにいるとシリウスの居場所も彼に知れてしまうと感じて,プリベット通りに帰ろうとまで考えてしまいます。

そこへ,Phineas Nigellusの肖像画がひょっこり現れます。
"Are you running away?"

彼は,ハリーに対して,君はグリフィンドールなんだから,勇敢なはずだろ?などと上げ足を取っておちょくったりした挙句,ダンブルドアから伝言を預かった,と言います。
"Stay where you are."

ハリーは,最初これを,Phineasがこれから話すから待っていてくれ,と,言っているのと勘違い。(汗) しかし,これがダンブルドア先生からの伝言そのものだったとわかり,ちょっと不機嫌になります。
Phineasは,何気にDark Lordが‥と口を滑らしかけますが,ハリーに突っ込まれて,すっとぼけます。(笑) ところでこのDark Lord情報も,ダンブルドア先生から得たのでしょうか?

24時間前にチョウとの間にあった事なんて,遥か彼方です。(う~ん確かに。2週間位前のようだ(爆))

ハリーは晩御飯をパスします。

次の日,ハーマイオニーがやってきます。スキーをキャンセルして夜の騎士バスで来たのだそう。鋭い彼女は,ロン,ジニーと共に,ハリーに,一体何があったのかと詰め寄ります。(ハリーの思っている以上に周りは彼の様子がおかしい事を気にしています)Voldmortの事を気にしているハリーに,ジニーが,「記憶はある?」と聞きます。記憶はあると言うと,じゃあ,取り憑かれているんじゃないわよ,私の時とは違うわ,とぴしゃり。

彼はこの言葉にようやく救われたようです。

クリスマスの日,ハーマイオニーからはちょっとこわいプレゼント。リーマスとシリウスからは嬉しい本のプレゼント。ルーピン先生,まだ「先生」みたいですね。しかし,下ではモリー母さんが,パーシーにセーターを突っ返されて大騒ぎ,との情報が‥。

彼らは,Kreacherへのクリスマスプレゼントを用意したハーマイオニーに付き合って,見に行った彼の部屋で,ベラトリックス・レストレンジの写真を見つけます。どうやらKreacherはベラトリックスが好きな様子。
ここで何故か突然,ケイト・ベッキンセールがベラトリックスをやってくれないかなあ,などと妄想を描いてしまいました。‥Gary Oldmanとワイヤー対決。。(→映画が違うぞ(笑))

ハリーはシリウスとこんな話を。。。Kreacherが家を出られるはずないさ,というシリウスに,ハリーは,彼らは本当に「出たい」と思った時は出れる,ドビーがマルフォイ家を抜け出して自分の所に警告に来た事がある,と言います。(おっと,ハリー自分自身で恐ろしい事を‥‥)


5巻以前から,多くの方が,ダンブルドア先生が亡くなるのではないか,と予測しているんですが,私はそのアイディアにあまり賛成ではないんですよ。その理由は,この肖像画です。ダンブルドア先生も亡くなれば肖像画に入るのでしょうが,それにしても,ホグワーツの校長先生方は,この世にいないんだという実感が,全然,なさすぎ。
この本のポリシーとして,ハリーにとって,亡くなった愛しい人達は,鏡の向こうにいます。しかし,決して自分からその鏡を見てはいけない約束,ではなかったでしょうか?


Run!Run!Run!