ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

ナルニアEE版(ネタバレ)

2006-12-08 23:42:29 | ナルニア・C.S.Lewis
ナルニアのEE版が届きましたので,一部鑑賞しました。
今日鑑賞したのは,3番目のディスク「C.S.ルイス~夢追い人のナルニア国」と,本編の拡張バージョンです。

「C.S.ルイス~夢追い人のナルニア国」では,C.S.ルイスの生まれから第1次大戦,オックスフォードでの学問の日々,Kilnsでの暮らしぶりや,トールキンの事,ジョイとの出会いも含め,生涯が紹介されます。Shadowlandsの映画を観て,原作を読んだ後なので,とても興味深く観る事ができました。ただ,ナルニアを未読の方は各本の内容が暴露されてしまうので,要注意ですよ。かく言う私も,実は後半の3冊を読んでないのですが,ちょっと「ひぇ~~」(汗)な事も。
でも,それを補って余りあるのは,何人かの語り手の1人として,C.S.ルイスの義理の息子,ダグラス・グレシャム氏が登場する事ですね! 思わず「おおお~~!!」と声出してしまいましたが(笑),Shadowlands以降成長してとても素敵なオジサマになったのですね。美男美女と言われた両親のいいとこ取りですな(爆) 彼は,家族しか知りえない話を楽しげにしてくれます。彼と,血のつながりのないジャックとの間に,本当に深い愛情があるんだなあと改めて納得。

本編の拡張版の方は,まだ最初の方しか観てないのですが,特に,駅と列車のシーンは,劇場版は随分省略されていた事がわかりますよ。皆様が心配していた,ルーシーを抱きしめるシーンも含め,とてもかわいいシーンばかりが追加されています。う~~ん,きっと,原作で描かれてなかったので,カットされてしまったのでしょうねぇ。


HoME8 3-X:The Pyre of Denethor (4)

2006-12-08 23:21:36 | Tolkien・HoME
<下書き>
「しかし,執政を退く者が愛と尊厳を失ってもよいとは誰も言ってませんぞ。殿は,息子の意思を奪い,自らの傲慢の為に殺す事はできませんぞ。ファラミアをよこしなさい!」
</下書き>

この辺りから,ようやく"So passes the Stewardship of Gondor."が,"So passes Denethor son of Ecthelion."に変ってきます。また,"the houses of the sick"という色気も素っ気もない(笑)言い方が,"the Houses of Healing"になり,エルフ語も付きます。"Berin a Nestad",とか,"Bair Nustedriu",とか,"Edeb na Nustad",とか。(え~,結局どれになったんですか?)

また,細かい話ですが(笑),ガンダルフとピピンは馬で駆け付ける事になり,ガンダルフとBerithilがファラミアを運んで出てくると,その後ろに,ピピンと,頭をうなだれた飛蔭の姿が(かわいい~~(^^))あったそうな。そして,炎と共に執政の墓が崩れ去ってしまうのですが,(え?そうでしたっけ?(汗))

<Sketch>
ガンダルフは石(パランティア)について何か言わなくては。どのように塔に置かれ,王達のみに見る事が許されたか。デネソールは,ファラミアが帰った時,悲嘆に暮れてこれを見たに違いない。。こうして彼の狂気と絶望が始まった。こうして冥王の意思が入り,人々の決断を狂わせ,ガンダルフを都に押し留めた。これにかかった時間は1時間半で,8時頃? 彼らはナズグルの最期の悲鳴を聞く。その後ガンダルフとピピンは下に降り,セオデンとエオウィンを運ぶ行列に会う。ガンダルフは戦いに向かうが,ピピンはメリーを捜し,半分目が見えない状態の彼を発見。その後ガンダルフとピピンは城壁から戦いの様子を見る。アラゴルンが船で入ってくるのを見る。
翌日は会議をしなくては。アラゴルンの話を会議に入れるか? (Is any account of Aragorn's march put in at council?)
</Sketch>

最後の一文が面白いです~。多分,ローハンからここまでどうやって来たかという話の事だと思いますが,トールキンさん,これをどこにどうやって入れるか,ちょっと悩んだみたいですよ。(この本をお持ちの方は,XII章の冒頭を見ると,それがわかると思います。)

Run!Run!Run!