ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

今年観た映画(汗)

2006-12-27 23:59:28 | 映画
実はTolkien.HoME以外のカテゴリーはとても久しぶりなんですよね。

今年観た映画はどのくらいあるだろうと調べてみたら(このブログに感想を書いたのは),たったこれだけ。何ともちょっと寂しいですね。この中で敢えてどれがよかったかと言ったら,映画館で観たやつなら,ミュンヘン,ナルニア,南極物語,SPIRIT,つまりは3月までに観た映画だと言っておきましょう。

DVD等で鑑賞した映画は,皆よかったですよ。カッコーの巣の上では,ジャック・ニコルソンのカッコよさは堪能しましたが,何と言っても,当時ペーペーの,ブラッド・ドゥーリフがよかったです。LOTRファンの皆様にもお勧めです。Shadowlandsは,原作まで読んだし,ずっとずっと私には理解しがたいと言い続けた(その割には映画を観た上にSEE版DVDまで買った)「ナルニア国物語」に,理解したとまでは行きませんが(汗),光を当ててくれました。

来年は,お待ちかね300が来るし,OOPも来るし,で,また久しぶりに映画館に行く気になりそうです。

そーだもしThe Queenという映画が来たら,是非映画館に観に行きたいと思ってます。

映画館で
ミュンヘン
ナルニア国物語/ライオンと魔女
南極物語(Eight Below)
SPIRIT
ダ・ヴィンチ・コード
Vフォー・ヴェンデッタ
パイレーツ・オブ・カリビアン2

DVD等で
カッコーの巣の上で
ハウルの動く城
Shadowlands

HoME8 3-XII:The Last Debate (2)

2006-12-27 22:59:19 | Tolkien・HoME
<メモ>
(続き)アラゴルンは真夜中にエレヒに行き,角笛を鳴らし(そして暗い影の中からと応答が),そして軍旗を揚げる。その星は暗い中で光る。彼は誰にも汚されないパランティアを見つける。3/9朝,エレヒを出発。Lameduin(ラメドン?)まで直線距離175マイル。行進は恐ろしい物だった。リンヒアに3/10到着。レベンニンを11日出発,急いでペラルギアへ。
</メモ>

その裏(つまり同時期に書かれた)に,フロドルートについてこんなメモ書き。

<メモ>
フロド救出。フロドは塔に裸で横たわる:しかしサムが部屋の端でエルフのマントを見つける。彼らは変装してその上にマントを羽織る。モルドールの中では影のように見える。
</メモ>

で,アラゴルンの話に戻ります。

<メモ>
アラゴルンはペラルギアへ全速力。影の者達も従う。ハラド人が慌てて逃げて行く。船を調達。もし彼が間に合わないとミナス・ティリスは陥落するので,急ぐ。その夜,山の影の者達は帰る。彼らは死者の道に戻り,その後再び現れなかった。3/13,レベンニンを出発。船が遅い。一生懸命漕いでます。(^^;) 3/15,南西から風。帆を上げてスピードアップ。ゴンドールの見張りたちは大慌て。彼は旗を揚げる。南東からの太陽の光が,旗を白い炎のように輝かせる。
</メモ>

船を漕ぎ出したはいいけど,結構大変で,風が出てきてようやく間に合った,というのは正式版にもありましたね。また,原作では,死者達は,ゴンドールに到着する前にお帰りになられておりますね。

この辺りの話は何度も何度も書き直され,編集するのが大変だったみたいです。確かに,話は,もちろん映画ではとても表現し切れてなかったし,本でも,この話は「力技」(笑)で入ってますよね。

さて,実はこの章のメインである会議の,冒頭部分のガンダルフのスピーチは,トールキンさんが療病院の章を書いていた時に,ついでにどんどん書いちゃったのだそうですが,正式版ではほとんど削られているそうです。

<下書き>
「各々方,執政殿はこうおっしゃられた。『戦え! 虚しさへ! ペレンノールで1日の勝利を得ても,しかし敵はどんどん力を付け,勝利する事はあり得ないぞ。』 絶望を与えるつもりはないが,これは事実と思う。西方人は少なくなった。そして広い土地は今や空っぽじゃ。野人(土着の人々?)達はあなた方を知らず,住む土地を求めてくるだろう。あなた方の戦いは,数だけの問題ではない。剣と槍,そして野人じゃ。敵は強大で邪悪な者じゃ。彼がその野人に憎しみを植え付け,人々を憎しみで支配する。そして彼らはもはや勇気や知恵で倒せる相手ではない。彼らは津波となって押し寄せあなた方を飲み込もうとしている。そうなったらどうする? 敵を倒す事を考えよう。」
</下書き>

Run!Run!Run!