ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

6巻既読前提の Harry Potter and the Goblet of Fire (8)

2007-03-15 01:55:12 | ハリポタ4巻
Chapter 12 : The Triwizard Tournament
ホグワーツのホールでは,ピーブス大暴れです。彼は,何か辛い事でもあったんでしたっけね?(何かそういう理由で暴れていた事があったと思ったけど,ここだったかな?)

ハリーは3年振り(ひぇ~,普通いい子ならそんなにご無沙汰する事はないよね)で,組分け帽子の歌を聴きます。これ聞いててアレ?と思ったのですが,その組分け帽子は,4人の創始者が生きている間に縫われ,「脳みそを注入された」と言ってますね。じゃあ,ハリーにグリフィンドールの剣を出した組分け帽子は,一体何物だったのでしょう?

デニスはコリンに負けず劣らずの○○○な子だ。(笑) この2人,両親はマグルでしたよね。よくハリーの事知ってるなあ。ちゃんと勉強したんですね。

ダンブルドア先生,やたら楽しそうです。思えば,本当に楽しそうなダンブルドア先生を見たのは,この辺りが最後だったんですよね。(泣)

ハーマイオニーは,屋敷しもべ妖精の境遇と,彼らがホグワーツにいたという事がよほどショックだったようで,せっかくのご馳走が喉を通りません。しかも"slave labour!"とブツブツ繰り返す,ヘンな人になっちまっています。(汗)

ダンブルドア先生は,今年の一大行事,トライウィザード・トーナメントについて説明を始めますが,チャンピオンとしてエントリーできるのは,成人,つまり17才以上との事。何か,とてもアンフェアだなあ。。7年生と,6年生は一部(10月までに誕生日を迎える人)だけでしょ? どうせなら6年生までは全員対象とかでもいいのに。

ネビル,階段にハマっております。後にハリーもハマりますね。


The Nightingale Gallery : Chapter 1 読み返し(1)

2007-03-15 01:23:21 | Athelstan・Doherty
1章読み終わった所ですが,9巻の時もそうだったのですが,どうもこのシリーズ,本の始まりが難しいので,復習する事にしました。

Athelstanは,前にも書きましたが,元はエドワード黒太子のもとで,百年戦争に参加した兵士でした。

そうだ,ここでちょっと勘違いが。彼は,戦争がきっかけで神門に入ったのではなく,戦争に行く前から,ノービス(見習いの修道士)だったのでしたね。ノービスと言うと,ゲド戦記2巻の,Arhaを思い出します。この話は1377年の設定で,彼は現在28才だそうですから,ノービスから戦いに参加していたと言うと‥‥,

アルカサル―王城にも出てくる話ですが,1367年,エドワード黒太子は,カスティリアの王座を追われたドン・ペドロを助け,彼の庶兄エンリケ(フランスがバックに付いている)を追い払い,再びドン・ペドロの擁立に成功しました。(ナヘラの戦い) Athelstanは,この戦いに参加したのでしょうか? 実際この辺りがエドワード黒太子の全盛期で,この後彼は病気(ペストとの噂が‥)を患い,戦いから身を引いていきます。

Athelstanは,弟を言いくるめて,一緒に戦争に連れて行ったそうですが,彼は当時はまだ,戦争での人殺しに罪の意識を感じるには若かったようです。でも,弟が戦死,そこで罪悪感を感じ,逃げ帰った故郷で,それを聞いた両親が,悲しみのあまり死んでしまいます。さらに修道院での彼の師にもその事を責められ,皆の前で「Cainの罪より重いぞ,弟ばかりか家族を‥‥」‥‥,って一体何かと思えば、Cainってアダムとイブの息子でAbalという弟を殺した人なんですね。

ちなみに修道士ファルコは,Athelstanとは違い,元は騎士の身分で,多分Athelstanよりは長く戦いに従事して,戦争での度重なる人殺し行為に罪を感じてその道に入ったというので,事情はやや違います。

でも,当時の人々は,戦争や疫病の危険に常にさらされ,平均寿命などはびっくりする位短かったでしょうから,宗教は現代よりずっと身近だったでしょうし,いずれにしても似たような理由で神の道に入る兵士は,数多くいた事でしょうね。


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