ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

6巻既読前提の Harry Potter and the Goblet of Fire (10)

2007-03-16 21:27:22 | ハリポタ4巻
Chapter 14 : The Unforgivable Curses
スネイプ先生とムーディ先生の関係,何やらイミシンです。まず最初は,スネイプ先生は恐れているような素振り。

いよいよお楽しみのムーディ先生の授業,ハリー達は「かぶり付き」をゲット。気合入ってます(笑) ムーディ先生は,まずルーピン先生からのメッセージの事を話しておりますね。本物のマッド-アイとルーピン先生は仲の良い事を伺わせます。

そして,早速,表題の魔法について話を始めるわけですが,ここでちょっと。「実際の許されざる呪文がどんな物かは6年まで見せるつもりはない‥」今日これを聞いて,「!」。あら?これってまさか,6巻の,伏線‥? ‥実は,私これを読んでず~っと,6巻で(誰がDADAの先生になろうが)実技をやるんだと思って,楽しみにしていたんですよ。(^^;) でも授業では‥‥,あ”っ! たたたた確かに,6巻のDADAの先生が「実技」やりましたよね!? ひ,ひぇ~~~,じゃ,これ,伏線だったんだっ!

そうそう,この巻では,後にスネイプ先生が,ポリジュース薬の材料を盗んでいる真犯人を,ハリーに,というより,読者に(^^;)こっそり教えようとしたり‥‥,凝った仕掛けが他にもまだまだあるかもしれません。注意深く見る事にしましょう。

‥で,どこだったっけ?(笑) そうそう,普段あまり積極的に手を挙げてなかったロンとネビルが,情報を提供しますね。特に,磔の呪いを挙げたネビルの様子が,今聞いているとはっきりわかるのですが,‥おかしいです。ところで,拷問の呪いが何故「磔の呪い」なのか,最初はピンと来ませんでしたが,この本を読んで以降,いろいろな英語の本を読んで,ようやくわかりました。磔の呪い(Cruciatus Curse)という言葉は,crucifix(キリストの十字架)から来ているんですね。特に「カッコーの巣の上で」の原作で,患者に電気ショックを与えるベッドが,その形をしている,という話を読んだ時,それはまさに,「電気ショック」でございましたよ~。

磔の呪いを見てショックなネビルとは対照的に,ハリーは,両親の死の原因となったアバダ・ケダブラを見ても冷静です。こんな所も「ヴォルデモートからもらった資質」なのでしょうかね。

ムーディ先生は,ネビルに植物学の本を与えます。これは後でタスクに必要になる,鰓昆布の情報を与える為だったとの事ですが,本当に,それが全てだったのでしょうかね? ご存知のように,クラウチ Jr.は,ロングボトム家襲撃事件の犯人の1人です。ハリーやネビルが生まれた当時,おそらくスネイプ先生をリーダー?とする「トレローニーの予言潰し大作戦(^^;)チーム」の一員だったと考えられます。でも,彼は,ネビルには,大好きな植物学の本を与え,ハリーには後にオーラーになる事を勧め,許されざる呪文の被害者となった2人に,将来の希望を与えているんですよね。彼自身は,あのお堅い父親の下では,自分の望む職業には就く事ができなかったんだろうと思われますが。。。スネイプ先生と並ぶ,複雑な人物ですよねぇ。。最後もしダンブルドア先生に襲われなかったら,‥実は彼はハリーを殺す気はなかったんじゃないか? とか,暖かい想像すらできちゃいます。

クラウチ Jr.も本当はどちらサイドなのかわかりにくい人物。この巻での彼とスネイプ先生の絡みは,7巻を占う上でも,重要そうですよ!

‥,と,ここまでは前半。後半はS.P.E.W.の旗揚げと,シリウスからのお返事です。人に甘える事のできない性格のハリー,シリウスの返事(北へ戻ってくる)に心配のあまり怒り出し,ヘドウィグに八つ当たり。(汗) まるでお母さんのようになだめるハーが‥‥。


HoME9 II:The Tower of Kirith Ungol (2)

2007-03-16 00:08:03 | Tolkien・HoME
キリス・ウンゴルの塔の前に来た時,原作正式版では,サムは倒れて気を失った?(そうだっけ?すっかり忘れてた(汗)確認確認。。。おっと,冒頭に書いてありました;)

最初の案では気を失ってはおりませんが,ここでトールキン父さん,にわかに「フロドが目覚めて戦う時間を作る為」,サムに時間を取ってもらおう,と決意したようです。(まあ,そんな計算も映画では無視されたようですが。。(汗))

サムはしばらく閉じられたドアの前で言葉を失って立ってましたが,急に狂ったようにドアに突進して,倒れてしまいます。どの位時間が経ったか,しかし,気が付くと,まだ周りは闇でした。

ホビット庄紀年で3月12日,フロドとサムがミナス・モルグルを抜けて3日目,その頃西側では,アラゴルンは黒船に人を集め,メリーはドゥルアダンの森,ミナス・ティリスは炎に包まれ,殿はファラミアのベッド脇に。。。。だったそうです。

ここで,トールキンさんのメモ。
指輪がそれが作られた炉から現れる。サムは自分が挑戦してはいけないとわかっている。とてつもない重荷で誰も助けに来ない事も。

次のアウトライン。
<Outline>
サムはシャグラトやゴルバグの仲間がどの位いるのか,何を争っているのか,と考える。「今だ!」彼は叫んでつらぬき丸を抜き,開いた門へ突進。すると何かシェロブの巣のような見えない障害物が。。実は,奥に2つの見張りがあり,それぞれ3つの体と禿鷲のよラな頭を持ち,足は内側と外側を向いている。サムはとっさに玻璃瓶を出す。一瞬見張り達の目が光ったが,彼らの敵対的な態度は,ゆっくり恐れに変る。

中は殺されたオークで一杯で,組み合ったままの者や,逃げたオークを撃っていて後ろから刺されたと思われる射手も。。
サムは幸い誰にも会わずに広間から階段を上がり,少し気分も盛り上がってきた。(続く)
</Outline>

6巻既読前提の Harry Potter and the Goblet of Fire (9)

2007-03-16 00:03:31 | ハリポタ4巻
Chapter 13 : Mad-Eye Moody
スプラウト先生,ハグリッド,トレローニー先生の授業から始まります。
スプラウト先生の授業は,ニキビに効く成分を持つ植物。

ハグリッドは,尻尾爆発スクリュート。どこが頭でどこが目かわからなくて,雄は刺すし,雌は吸盤で吸い付くし,たまに尻尾を破裂,しかも痛そう,しかも魚の腐った臭い,なので,皆,なんでこんな変なのを育てなくてはならんのかって,ブツブツ。。。何でこんなのを,という非難に,言葉を選んでるハグリッド。実はトライウィザード・トーナメントのタスクに使われる生物なんですよね。最初から予定されていたの?

トレローニー先生は,相変わらずハリーに迷惑な予言してます。星のチャート調べが課題ですが,計算が大変。ところでロンはラベンダーのUranus(天王星)を見せろ?で何で怒るのトレローニー先生?(ロンがマネしてたから?(笑))

1巻から授業の様子は見てきましたが,どんどん面白くなくて大変そうな授業になって来るんで,現実感ありますね。(笑)

リータ・スキーターは人の名前をちゃんと覚えない人ですねぇ。クラウチ Sr.といい。。

そんな時,ふとしたきっかけで,口をきくチャンスができたムーディ先生すなわちクラウチ Jr.。ドラコを白フェレットに変える顛末は,映画もほぼ原作通りで,名シーンですねっ。(笑) 彼は本当に後ろから人を襲う奴と,マルフォイ氏が嫌いそうで,ホントは,悪人になりたくてなったんじゃないのかも。。と,遠い目になってしまいます。(泣)

ところで,ムーディ先生ことクラウチ Jr.,スネイプ先生は古い友達って言いましたね! う~~むやはり彼やレグルスは,トレローニー先生の予言を聞いたスネイプ先生に付いて,予言をどうにかする仕事をしていたのかな~~。


Run!Run!Run!