デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



トータルで10年目になる家の中へ水圧を送るポンプが誤作動を起したのが一週間前。症状としては、家の中で水道を開栓していないにもかかわらずポンプが運転しっぱなしになりそれが1時間ちかく続き、止まってしまうと20~30分ほどまったく動かず家の中の水が一切使えないという、そのサイクルが4日間続くという事態に見舞われた。4日目となるとポンプが止まっている時間の方が長くなっていった。動きっぱなしの間にポンプが加熱する所為で冷水を出してもお湯みたいな水が出るまでに至った。
トータルで10年間使い続けた水圧ポンプゆえ、修理よりポンプを丸ごと交換したほうが良いということになり、ポンプメーカーに連絡した。メーカー紹介の市内の業者さんに来てもらって交換してもらったら、いつもの生活に戻れた(新しいポンプは、なんという安定した水圧を保ち続けることだろう!)のだが、誤作動している4日間はまるで気まぐれな神様に付き合わされるような気持ちであった。つまりポンプが動きっぱなしになっている間に洗濯や皿洗いや風呂やトイレを済まさねばならない、ポンプさまのご機嫌をうかがってばかりいるような状態になったのである。私はそこまで気にしないが、家族の中にはトイレを済まそうとしているときにポンプが止まってしまうのはどうにも抵抗があるという者もいるので、水が出るだけありがたいと思いつつも「ポンプ神」に気を遣う状態を自己を笑うようにして耐える日々であった。
とはいえ、ポンプ神は私の足元を見るわけでなし、こちらが読めるタイミングで水を出してくれる神であった。不条理なことは言わないし精神的に威圧なんかしてこないわけだから、こういう神様であれば世界はまだマシなものになるのかもとか、そんなことを思ったりした。



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