外国に行くまでの準備の中で、大切なことの一つに為替レートの把握がある。けっして難しいことがらじゃないけど、通貨の種類によっては未だに数字を見て勘違いしそうになる時がある。
たとえば上の画像の日本の空港の両替所での為替レート欄で、タイバーツの欄に3.69とある。これは「1バーツ=3.69円」なので、1円が何バーツかで換算すれば、3.69:1=1:X、3.69 X=1、X=1÷3.69、よって X=0.271…「1円≒0.271バーツ」となる。
日本では「1バーツ=3.69円」といった表示が多いが、タイでは逆に「1円=0.271バーツ」といった1円が何バーツ、という表示が一般的だ。
なので、タイで現地通貨に両替しようとしたら、現地の両替所での日本円1円≒0.271バーツとある表示の小数点以下の値がより大きい両替所を選ぶ。両替所によってレートは異なれど、私の体験では0.31150(私の旅行当時)となっているようなところもあったりする。
大きい金額を両替したい際のシミュレーションをすると、より考えやすいかもしれない。この記事のレートを例にすると、日本でのレートでは10,000円が2,710バーツだが、外国の両替所のレートでは10,000円が3,115バーツになるので、タイバーツを例にとったこの場合は現地の両替所で両替をしたほうが得になる、というわけである。
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