デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



試験の後、造幣局の桜の通り抜けに行くため、大阪へ。
以下の画像には、天候のせいもあって暗い感じなものもあるが、勝手ながら私の中では何かの小説をイメージするようなものが撮れた気がする。


「世界の終りと~」



カフカの「城」



このステュエーションに私は戸惑った。彼女たちの背景に何も記念すべきものが無かったように見受けられたからだ。
だが、彼女たちにとってみれば、大阪城公園の近辺がきっと貴重な思い出になる場所なのだ。


外国人観光客ご一行様



大阪城公園内にて

「SPROCKeTs」というバンドが、雨が降りそうなのに熱唱していた。彼らのパフォーマンスは人だかりを生んでいた。


造幣局へ

川岸にモコモコなっているのは桜である。造幣局の桜は、さぞ見事なものだろうと期待に胸が膨らんだ。

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先日、某大学まで試験を受けに行ってきたのだが、ろくに勉強していかなかったので、はっきりいって諦めている。



そんなわけで、試験会場で印象に残っているのが、キャンパス内にあった散りゆく桜だった。
午後からの試験は悪あがきをしても仕方ないので、昼休みは桜撮影に。アップを撮れる「マクロ」機能を試した。
以下の三枚に狙ったものが、この機能の強みが活きたものが写っている。









↓は、散りゆくところや、花びらが舞うところを撮るのは、やっぱり難しいと思った瞬間…。



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旧府庁本館の画像は他にもたくさんあるが、デジカメのモードを実験することを念頭に置いたものがほとんどであった。今から考えるとデジカメのモードを気にするより、とにかく撮りまくるべきだったと思う。
しかしながら、明治時代の雰囲気の一端を味わえたので、それはとても貴重な体験だったと思う。


旧制学校のイメージで(1)



旧制学校のイメージで(2)







以下は同じ場所から、カメラの設定を変えて写したもの。自分の出したい色を出すのは、簡単なようでなかなかできないものだが、1枚目の色が出たときは「これでいい!」と思った。ちなみに2枚目はオートでの撮影。











左からの光が過剰かもしれないが、個人的には最もお気に入り




旧府庁本館を後にし、菅原天満宮に行ったのはいいが、その時にはバッテリ切れで何も撮影できなかった…仕方無しに諦めてしばらく自転車を走らせたのち、バッテリをこすってみると少しだけ回復した。
その時に撮ったのが以下の画像だが…


人々の目的が花見なのか、よく分からない…


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いい画像を撮るって難しいなぁと思わされている。
桜が散るまでは、なるべくデジカメをフル活用して、たとえ紋切り型と言われても美しいものを撮りたいと思っている。
このところ考えさせられるのが、自分がきれいだと思った場面には、少し待ってくれる場面と、一瞬たりとも待ってくれない場面があるということ。後者の場合、自分が瞬時に「この一瞬を撮りたい!」と思ったときには、時すでに遅しだったり、一瞬で構図?が変ってしまったりと、惜しい場面を何度も目の前で逃している気がしてならない。本当にタイミングって難しい…。
また、自分のドジも災いしている。たとえば、桜のアップを撮ろうと対象に近づいて撮れる「マクロ機能」を解除しないまま、撮りたい構図に出くわしてとき、解除をせずに撮ったことで、ぼやけたように写ってしまったりする。
そんなこんなで、なかなか思うとおりになってくれない、いろいろなモードで実験する日々が続いている。
以下はこれらのことを思った写真群、場所は疏水と知恩院、そして鴨川沿いで、4月12日撮。


疏水と桜



知恩院前にて



二人乗りベビーカーに



一苦労した思い出



傍にいた人が「このままでも着物の柄になる」と言ったので急いで撮






「くっきりカラーモード」で撮



花びら絨毯



「ソフトモード」を試してみました



かなり近づいてきれいに撮れる「マクロ機能」で失敗したもの



↑は自分の中では最もお気に入りなのだが、デジカメの設定としては誤ったものなのだ。この画像は、マクロ機能を解除するのを忘れていたので、オリジナルサイズだとピントが合っていないボヤけた画像になっている。かなり惜しい気がするし、悔しくもある。とはいえ結果オーライともいえる。


二人の世界



約束の前


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(アルテマイスターには)ドストエフスキーが感心し、すばらしいと言ったとされる作品がいくつかある。ラファエロの「サン・シストの聖母」に引き続き、今回は


ティツィアーノ「貢の銭」(1516頃)

という作品を見たときの感想を書きたい。
ドストエフスキーの奥さんアンナは作家とこの絵を見て、作家が長くこの絵の前に立ち尽くして目を離さずにはいられなかったと回想している。これを受けて、無条件にこの聖画を素晴らしく感じるという意見もあるが、私は「素晴らしい」の意味によるとも思った。
意図的なのかどうなのか知る由もないが、ドストエフスキーの作品にはときどき男同士の情愛が過度と思える描写があったり、美少年の美しさを賛美する描写が見られる。それはドストエフスキー自身が長年監獄に入っていたことと関連があるかもしれないし、それに作家というのは面白い作品を描くためなら、どんなことだって創作するから仕方がないのかもしれない。
絵はキリストの冷静な目が「神のものは神のものへ。カエサルのものはカエサルへ」のテーマが示すとおり、ときの支配者であるローマのことを意識すらしていない(重要視していない)こともうかがわせたが、率直なところ、私はこの絵から男色っぽいものを感じた。偉大な芸術家がホモセクシャルに関心を持つことは珍しくないし、同性同士の愛情を究極の至高であるとする価値観は古代ギリシアの哲学にも著されているわけだから、この絵から得られる印象はその例に漏れないのではないかと思ったのである。
つまり、私はこの絵においては、聖書にある「貢の銭」のテーマは、ドストエフスキー自身にとって、そこまで重要じゃなかったのではないか、性的指向の疑惑?うんぬんの美と関係があるのではないかと思った。美しい絵であることは確かだが、いろんな意味で印象に残った作品だった。

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前回の記事については、ちょっと後悔している。いくら眠くなったとはいえ、文章が適当すぎたかも。。。

さて、菅原天満宮に向った私は、またまた大いに寄り道をした。今度は時間をたっぷりかけた寄り道で、たまたま旧府庁本館の前を通ると、春の一般公開が行われていたので、写真を撮りまくってきたのである。また、たまたま観桜会の日だったから枚数は膨れ上がった。


府庁旧本館ファザード



廊下

私のイメージではある映画の一場面のようなつもりで撮ったのだが、なかなか思い通りに写ってくれない。でも、建物自体は本当にノスタルジックな気分にさせるものだった。


「映画の場面かも!?」と思ったが…



中庭






昭和46年まで使用されていた旧知事室









明治の建物に桜は本当に良く似合うと思った




観桜会にはいくつか催しがあって、京都警察音楽隊による吹奏楽の演奏があった。予定にないアンコールまで行われたほど好評だったみたいだ。





カラーガード隊は大塚愛の「さくらんぼ」で舞を披露






琴演奏はとっくに終わっていたのに、にこやかに写ってもらえました



日本舞踊

「春乃流」による日本舞踊。踊っているのは府庁の職員さんだった。素人目にも決してにわか仕込ではないことが窺えた。曲には古典の「梅は咲いたか」「黒田節」「元禄花見踊」など、風情を感じさせるものばかりだった。至福の一時だったが、菅原天満宮にはさらに遅れることに。
(次回も府庁旧本館の画像が続きます)

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北野天満宮は桜よりも梅が有名なので、期待していた割には大して楽しめなかった。
ちょっとがっかりしつつ、菅原道真誕生の地に行こうと下立売通りを自転車で走っていると、いかにも京都らしいものを見つけた。



詳細は↑とのことらしい。



この場所は街中なのに静かで印象に残ったのだが、自転車に跨ったまま急ぐ気持ちが残ったまま写真を撮ると、↑のようになってしまった。正直、不満足…。

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これは一般的な桜の光景。時系列でいえば大学の新入生歓迎行事よりも前の分になる。
何気なく桜を撮ったものがほとんどだが、桜に戯れる二人の姿が印象に残っている。












二人は写真の撮り合いっこをしていてとても幸せそうだった。お邪魔虫であろうことは承知していたが、私は思わず「(彼らの持っていたカメラで)お二人で一枚撮りましょうか?」と声をかけてしまった。桜と疏水を背景にした2ショットはとても気に入ってもらえた。その場に長くいるのは野暮というものだから、一言声をかけてさっさと自転車を走らせた。

ここからが大学の新入生歓迎行事の後の分で、北野天満宮に行くまでの堀川今出川から南に行ったところにある神社やその途中の光景。


枝垂れ桜は滝のごとく?






警戒して身を潜めたネコすけ



なのにまた出てきて体を擦り付けるネコすけ



突風



一休み


(「黄砂に覆われた日」は、あと3回あります。)


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やりすぎだとは思いますが、大量の画像をUPします…。
先日の4月8日は黄砂のせいで霧がかったようになり町ではとても視界が悪かった。でも、楽しいことに出くわした。
この日、桜を撮りに行こうと適当に自転車を走らせて北大路から南下していたら、ドガチャカと音が聞こえてきたので、大谷大学の門を何食わぬ顔して入っていった。騒がしい音は大学の「Let'sエキ祭ティング」と銘打った新入生歓迎会の催しだった。とても楽しそうなので、部外者の私ではあったが、勝手に学生たちに紛れ込んで、写真をバシバシ撮りまくった。
明るく楽しい雰囲気の中にも、新入生を勧誘しようとしている彼・彼女らの目は真剣だった。




ライブのステージ下で


山崎まさよしの「セロリ」を歌っていた



勝手ながら「想い人」というタイトルをつけたくなった








にこやかに明るい雰囲気で







新入生はいないか!?



笑いを誘って


思わず覗き込むように






インパクトでアピール


気迫




児童文化研究・子供の心をつかむ



勧誘しているところを写してもらわなきゃと言って笑う、気はまじめな彼ら



新たな部活生活の始まり

この新入生歓迎会で私の中で最もインパクトのあったのが、軽音楽部の彼ら。バンド名をよく聞き取れなかったのが残念だが、彼らのパフォーマンスは独特でコミックバンドのような笑いも散りばめていて、きわめて印象深かった。観客からは「ヤバイ」という声も出たほどだ。私はとてもかっこよかったと思う。












キャンパス内には一時間半ほどいた。移動しようと自転車の鍵を外すと彼らが通りがかった。私は軽く手を叩きながら「とてもよかったです」と声をかけた。彼らは疲れを感じさせない気合を込めた男臭い声で「ありがとうございます!」と言うと、颯爽と横断歩道を渡って行った。

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来月の連休明けから約一年間、ワーキングホリディに行く友達がいる。その友達とは知り合ってからそんなに経たないが、いろんな誘いから神戸のライブにも行ってたのしい時間をすごした。その友達が今度ライブを行う(http://fureimum.exblog.jp/)。
先日、2Fで行われていたライブのための練習の音色が1Fに流れてきたので、聴き入った。一曲一曲演奏を完遂させるライブもいいが、練習のときに流れる飾らない音色もまた格別だった。こんなことを書くと失礼かもしれないが、私の中では友達のヴァイオリンの音色の印象は、練習中のものが強く記憶に残り続けるような気がする。
で、「貴重な一コマ」というのはデジカメにその日の友達の姿を残せたことに他ならない。1年後、再会できるのだからと思う前に、そのときに撮っておいてよかったと思う。きれいな風景も撮りたいが、個人的な身の回りの記録にも、ぜひデジカメを活用したいと思うようになった。

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