デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



目つき悪っ(笑)




私の知識不足のせいもあってパソコンの修理は遅くまでかかった。


昼間、目の前をトコトコと邪魔ばかりしていたからか?



夜は目が丸くなるので愛らしく見える


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この瞬間に何を始めようとしたのか、一発で分かる人はかなりのネコ通?









凛々しいつもりでいるのか!?(笑)


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やはりカメラのレンズをずっと凝視は出来ないらしい。









なにかと頭やのどを擦り付けたがる(笑)。


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親族のパソコンの調子がおかしくなったので、先日見に行ってきた。
パソコンの持ち主は猫を飼っているのだが、しばらく会わなくても猫は私のことを覚えていた。
猫はしばらく見ないうちに毛の色も濃くなり、また体も大きくなっていた。

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ディネセン『アフリカの日々』についてメモ。

国や民族についての記述を読んだだけで、~的なもの、という概念を分かった気になってしまうのは、良くも悪くも読書の効果なのだろうが、しかしこの本を読むと「アフリカ的なもの」という概念が知らぬ間に私の中で形作られるような気になる。
夕方すぎに第二部まで読んだが、簡潔な文体なのに豊かで重い内容であるがゆえ、逆にいぶかしくなる時すらあるが、新年一発目の本としてはとてもいい本を手にしたと思う。

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年末に撮。

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読み始めたばかりの本のことを少し。
ディネセンというのは、デンマークの小説家のイサク・ディネセン(本名カレン・ブリクセン)のことであるが、正直にいえばこの人の名前を知ったのは図書館でたまたま目にした本の背表紙からであった。
何年か前にフランシス・メイズのエッセイ『トスカーナの休日』を読んだが、そういった印象のものかと思いきや『アフリカの日々』は数ページ読んだだけでジャンルが全く異なる気がしている。
作品は彼女が1914年にアフリカのケニアに渡り広大な農園を17年に渡って経営していたことがもとで書かれている作品だが、翻訳であれ第一部からカルチャーショックという言葉では収まりきらないような互いの概念の相違を真っ向から観察し捉える鋭利なものを感じる。

 原野では急激な動作をつつしまねばならないことを私は学んだ。そこで相手にする生きものたちは臆病で警戒心が強く、思いもかけないときに身をかわす能力の持ち主である。家畜は決して野生の動物のように静かにはできない。文明化した人間は静止する力を喪失しているので、野性の世界に受けいれてもらうためにはまず沈黙を学ばねばならない。だしぬけでない静かな動作の技術が、狩猟家にとっての第一教課である。これはカメラを使う場合なおのこと重要だ。狩猟家は自分流に行動することはできない。風と合体し、風景の色や匂いと同化し、自然のテンポにあわせてアンサンブルをつくらなければならない。自然はおなじ動きを何度となく繰りかえすことがあり、狩猟家もまたそれに従わねばならない。
河出書房新社『世界文学全集Ⅰ-08』(2008) p21-22

ここ数ヶ月読書は不調だが、この人の書く上記引用やそれ以降のヨーロッパ人の性質の考察、現地のアフリカ人がヨーロッパ人に対して抱いている様々な「感情」を読むと、これは斜め読みになろうが読み終えたい気持ちなってきた。
それにしても、(仕方の無いことだが)こういった類の本を読むと、自分が(緩慢であれ)これから書こうとする旅行記に対する意欲が半減するどころではない状態に陥る気がする。まぁ毎度のことではあるが(笑)。

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今期の冬は、冬らしい写真を撮れてない気がする。出かけられるタイミングがなんか悪いような…。










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弊サイトではあまり世界情勢についての記事を扱ってないが、COP15について関心がおありの方はこちらこちらの記事に一度さらっとでも目を通されてもいいかもしれない。
昨年から一つの大きな国の興亡や外交に関する本を読んで、世界情勢というのは言いだしっぺの国と、言い出されたことにそれなりの利害の一致をもくろんで乗る国々とが、茶番劇を繰り広げることによっておこる結果がそれだと思うことがある。
世界情勢の波紋が国の政官財を巻き込む方向に行ってしまうのは常だが、哀しいかな(広い意味でのあらゆる)学問やメディアの世界までが自分自身に嘘をついて、波紋のちょうちん記事を買って出て人々を欺くことがあるのもまた現実である。
古代のローマの風刺詩のなかで「誰が見張る者を見張るのか」というものがある。観測技術は向上しても人間のやることは古代から大して変わっていないようである。

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というわけで年が明けました。本年もよろしくお願いいたします。

画像は年が明けて間もない時間に詣でた神社にて。たとえ近所の神社でも除夜の鐘が鳴り続けている間は、参拝に行列ができている程まで人が訪れているとは思いもしなかった。

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