磁器装飾アトリエ&教室 ピアットスカーナ(東京)な暮らし

伊フィレンツエ18世紀からの伝統技法で磁器に装飾しています。「自由な発想で普段の生活は魅力的に変えられる」を合言葉に。

ギフトを贈る、贈られる:Grazie al messaggio degli anni

2017-12-28 11:12:01 | いろんなオリジナル



室内の設えを変更しながら、2017年、2018年、両方のイヤーズプレートを飾って比べてみた。(上の写真内の2枚)
毎年1枚づつ増やしているプレートコレクションは、リチャードジノリのマイスターぺインターが来日するタイミングに購入している。

イベント中はメッセージ入れのサービスがあり、私は、プレートの絵柄から受け取った、未来に残したい言葉を、そのままリクエストしている。「これから、どんな人生を歩みたいのだろうか?」、それほどに強い想いで選択する訳ではないけれど、未来から過去を振り返ったとき、自分に喜びを与えてくれるギフトだったと気づく。新しい1年を、また次の1年を装飾していく私にとっては、まるで絵馬のような存在だ。

2018年は、「ascoltare(イタリア語/verb)= きくこと(日本語)」

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2017年も「教える」喜びとともに、大切な記念のお品物を「描く」機会を頂戴し、予測不可能な毎日に希望を持ち続けることが出来ました。活動を続けられたことに感謝しております。来年も初心を忘れず、心身ともに健康で、心に響くモノづくりを続けてまいります。そうして、また少し、皆様との距離が縮まりますように。

皆様もお元気で、希望の新しい年となりますように!

Volevo dire di nuovo "ringraziamento particolare" 2017. Perche ho potuto ugualmente tenere il coraggio ad andare avanti su le richieste, le lezioni, e la vita grazie alle persone che ho avuto certo regame in ongni momento. Anche se non sia soddisfazione che imaginavo. Una cosa importante e’ che e’ il senso della felicita’ per me stessa. Allora sinceramente l’ho trovato come se fosse il posto soleggiato nel cuore. Spero proseguimente di continuare mia attivita per me per tutti. Grazie mille ancora. Buon felice anno nuovo 2018 con voi ^-^
BGM

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年始のご案内 初日は1月6日(土)です。

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Studio piattoscana a Tokyo
注文制作承り中
こだわりの装飾(お客様の思い)を手描きします。
食器 ・磁器小物・陶板画・人形、磁器が素材となる様々なインテリア用品など、お客様のご要望を元に、一筆一筆、手描きのお品物をお作りします。

Corso piattoscana a Tokyo
生徒募集中
日本で唯一「ドッチア様式(イタリア)の陶磁器上絵付け」が学べる教室
ピアットスカーナでは、歴代のマエストロ達が薦める現地レッスンを参考に、オリジナルカリキュラムで進めています。イタリアの食卓のように和気藹々、音楽あり、おしゃべりあり、お茶あり、コミュニケーションも大切にした授業です。陽気に優雅に、そして本格的に、楽しく学びませんか?      

全てのインフォメーションは、Per l'mformazione
tmksimmon@gmail.com までお問い合わせ下さい。

※携帯アドレス等、受信拒否設定により、パソコンからのメールが届かない場合がございます。お申込み、お問い合わせ後、3日を過ぎても返信が届かない場合は、受信可能なアドレスから、再度ご連絡下さいますよう、お願い申し上げます。

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クリスマスものがたり:Buon Natale!

2017-12-22 10:15:55 | いろんなオリジナル

☆☆☆彡☆☆☆彡☆☆☆彡

Natale è l'occasione perfetta per ritrovare il momento speciale.



Auguri di Buon Natale!!!

☆☆☆彡☆☆☆彡☆☆☆彡


豊かさとは何かを思いださせてくれる日、
小さな夢や大きな夢を祈りたくなる日、
そうして、導きに従い、一歩一歩、歩み続けていこう。
今年もそう思った。Do the Work!

上の写真は「クリスマスものがたり」の一部をイメージしました。
どのシーンか最初に頭に浮かびましたか?
どんな場面か想像してみて下さい。
(私のアトリエ&教室「ピアットスカーナ」12月ディスプレーから)

☆☆☆彡☆☆☆彡☆☆☆彡

クリスマスシーズンを、おめでとう!

☆☆☆彡☆☆☆彡☆☆☆彡


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世界から注目されたジノリのエジプトサービス:Piattino e tazza con due manici per il Kedive'

2017-12-15 11:01:00 | JAPANの街

《エジプトサービス、ケディヴェ》シリーズ
カップ&ソーサーの年代物を発見しました!

スエズ運河の開通を記念して、エジプト総督がジノリ社ドッチア窯にオーダーした食器セット(1872‐74年)に属するデザインです。



シリーズで最もシンプルなこのカップ&ソーサーは、小さくて可愛い。現代においてさえ、先進的。そう思いませんか?


ジノリ窯のアンティーク食器は、なかなか市場に出ない。ましてや日本で!
「相応しい方のところで愛蔵して頂くには、どうしたらいいだろう?」とフォーカスしていたら、オーナーさん(▼銀座アンティークギャラリー)が写真を許可して下さいました。


写真協力:銀座アンティークギャラリー(帝国ホテルプラザ内)
ご縁を感じた方、是非お問い合わせ下さいね^-^


参考文献:「目の眼」別冊西洋アンティークNo.4
一部引用/要約「スエズ運河開通に伴い、祝賀式典、晩餐会には各国の賓客が次々と訪れる。それにふさわしいサービスが必要なことは至極当然のこと。イスマーイール副王(エジプト5代目総督)はこうした食器セットをジノリ社ドッチア窯に発注した。19世紀後半においては、王室からの大規模なオーダーを受ける事は稀。19世紀は万博や見本市の時代であり、磁器メーカーは博覧会に出品し、購入者はこれらの中から選んで購入するという買い方が一般的であったから、デザインを起こすところから始まる大型サービスのオーダーは正に名誉なこと。ジノリ社はこのプロジェクトに特別チームを編成して着手し、1872年に完成。それから2年間に渡って随時納入された。ディナープレートやコンポートに及ばず、デミタスカップ&ソーサーや調味入れなどの小物に至るまでが一同に揃えらた。」「依然として人気を維持し続けた《エジプトコレクション》は、新しいバージョンも加えられながら、1930年頃までリプロダクションが続けられ。」


参考文献:「イタリア陶磁器の伝統と革新-ジノリ展」
一部引用/要約「スエズ運河の開通により、地中海と紅海はつながった。この出来事は、経済的・政治的に大変影響を及ぼし、エジプトは文化や芸術の分野も含めて国際的な重要性を担うことになった。ジュゼッペ・ヴェルディーによって作曲された「アイーダ」や、豪華な総督のための食器セットも、これら多岐にわたる催しの一環。それぞれの食器の装飾の独自性は、パルメット、飾り紐、パピルス、蓮の花等の古代エジプトの伝統的モチーフから着想を得た形状と装飾における、系統だった統一感の中で培われた。ジノリ窯絵付師のまとめた「ファラオの手本集(1907年)」は、オリジナルを当世風に改訂する作業と時代性を記録しており、復刻版の変遷を知ることもできる。」

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