磁器装飾アトリエ&教室 ピアットスカーナ(東京)な暮らし

伊フィレンツエ18世紀からの伝統技法で磁器に装飾しています。「自由な発想で普段の生活は魅力的に変えられる」を合言葉に。

新ピアットスカーナ・レッスンと注文制作:http://www.piattoscana.com

2019-04-28 08:29:36 | HP兼用(Blog更新版)
HPが新しくなりました。



新設レッスンや注文スタイルをブログでも、ご紹介します。

「心の伝わる絵を描く」
その楽しさや大切さは、反復する経験を積むことで叶います。

レッスンは自分のペースで長期継続可能な方
注文は手描き(手仕事)に魅力をお持ちの方
是非いらしていただきたいと思います。


■教室は選べる2コース■
曜日が変更になりました。
火・木・土・日(振替OK)2020年6月~


メインコース(必修・選択・自由制作で進める180分)


【新設】オーダーメードコース(必修1,2,3,5~すべて自由制作)
作品の構想、素材(白磁)選び、型紙制作、完成まで、相談しながら丁寧に進めます。色表現、構図や写生も必要に応じて指導します。
制作は講師と同時進行です。
生徒さんのペースに合わせて見本制作をしますので、100%ご自分の手仕事で完成させることが出来ます。


■制作アトリエでは3つのオーダースタイル■

【注文制作】
欲しかったけれど見つからない、こんな素敵な贈り物ができたなら、大切な方へ、自分へ、特別な記念日に。
「他にないものを作って欲しい」とご依頼下さい。
白磁器のキャンバスにお客様のご要望にそった装飾を加え「拘りのオーダーメード品」をお作りします。


【新】カスタムメイド
企画品/季節限定品としてアトリエで展示販売している笠原知子の手描きの作品に、ご希望のお名前やメッセージを入れて、焼成後にお納めします。(カスタムメイド無しでのご購入も可能)


【リノベーション制作】
譲り受けた器を使いたいけれど、数が足りない。気に入っていたけれど、壊してしまって人数分ない。限定品やアンティークだから買い足しが出来ない。
まずはご相談ください。複製品でなくお客様の希望に近づけながら、その記憶と面影を残しつつ、新しい磁器の形にリノベーション装飾します。

ordermade.pdf

Google Docs


HP:納品したお品物の写真を掲載しています。
http://www.piattoscana.com




「はあもにい養蜂部のはちみつ」で作る:usando Miele di Social Firm

2019-04-25 18:44:55 | 伊の街(ピエモンテ周辺)

こんにちは。
今週も引き続き、磁器装飾家の笠原知子です。


朝目覚めて、卵と蜂蜜を準備しました。
卵黄6個、卵白7個、蜂蜜120g



焼き上がって、間もなく、生徒さんが来訪されました。
いつものように、絵具を解く松の樹液のオイルの香り?
甘い香りが教室内に漂っています。
「先生、さっき焼き上がったケーキじゃない?」
そろそろ冷めましたから、型からはずしましょう!



写真の黒い瓶は「はあもにい養蜂部のはちみつ」のからすざんしょうの蜂蜜。千葉県のソーシャルファームが製造元です。いつも以上に、人と自然とその旨味が愛おしく感じます。花椒をアクセント(小さじ1)に加えたシフォンケーキに仕上げました。柑橘系(ミカン科)のフレッシュな味わいの蜂蜜に、花椒のスパイシーさが加わって、予想以上に、こっくりとした深い、いいお味になりました。


ソーシャルファームという言葉をご存知ですか?様々な定義はありますが、障がい者の方々の就労先のことです。1970年代、北イタリアから始まり、ヨーロッパ各地に広まり、今では様々な国で活発に活動が行われています。明日は、この蜂蜜をプレゼントして下さった方が来訪されます。イタリア映画祭2019の「女性の名前」のプレミアム試写にもご一緒することになりました。そう、勿論、明日召し上がって頂きます。話が弾む、心が弾む、いい日となりますように。


この蜂蜜、本当に美味しいです。
「はぁもにぃ Social Firm Project」で、是非検索して下さい!

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5月新設のレッスンや、注文スタイルを加えて、新しいページに生まれ変わります。


巨匠が使用した絵具から:Aplirepiattoscana 2019

2019-04-13 20:43:36 | いろんなオリジナル

磁器装飾家の笠原です。
4月のピアットスカーナがスタートしました。
今月もどうぞ宜しくお願い致します。


(アトリエの一角より)
ジョット・ディ・ボンドーネ(※)以来の巨匠たちが、使用していたテンペラ画の絵具。当時の製法を復刻しているゼッキ(フィレンツエ画材店)の逸品をディスプレーしました。
※Giotto di Bondone、1267年頃-1337年1月8日、中世後期のイタリア人画家、建築家。イタリア・ルネサンスへの先鞭を付けた偉大な芸術家(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より)




20代の後半、絵画修復を学んでいた頃の私には贅沢品だったこの絵具、ずらりと並んだ店の棚から、1時間以上も迷って12本だけ購入しました。ある年の4月の宝物です。ネロの絵具(黒:イタリア語)は、例えば、葡萄のつるを燃やした灰から作られています。「フィレンツエは色彩をまとっている!」街中を歩きながら、私もその一部となり色彩に包まれました。




(アトリエのセンターテーブルより)
1735年以降、ジノリの手描マイスター達が使用していた、陶磁器装飾用の顔料。番号で管理されているから色の名前は分からないけれど、フィレンツエ・ルネサンスの色調を彷彿とさせます。私は常にこれらの色合いを大切にして制作を続けてきました。粉状の顔料は、使うたびに植物性のオイルで練って使います。だから、室内はスイートな樹液の香りがいつも漂っているのです。




(アトリエの洗面所より)
これは、自分のために、人のために愛用している精油。多くの医療関係者やプロのセラピストに選ばれ、病院やホスピスなどの臨床現場で使用している安全で高品質のお墨付き。4月はハーブの香り(タイムリナロールとローレル)を置きました。


音楽が流れる室内、今月もグリーンの香りが穏やかな気持ちにさせてくれます。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。


新設レッスンと注文制作のお知らせ:28.4.2019 Open New Homepege

2019-04-01 18:46:18 | HP兼用(Blog更新版)



2019年3月31日をもちまして愛用しておりましたYahoo!ジオシティーズのホームページサービスが終了いたしました。

更新中のブログ内で同様のインフォメーションは閲覧できますが、5月新設のレッスンや、注文スタイルを加えて、新しいページに生まれ変わります。いま暫く、ブログ内でのご検索を宜しくお願い致します。引き続き全てのお問い合わせは、tmksimmon@gmail.comまで。

2019年4月吉日

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