11/28(金)
昔は大変だった。
刷版一つにしたって、それなりの時間がかかっていた。
面付け作業も手作業だったし、カメラ撮りして、
フィルムにし、そこからアルミに焼き付ける。
そりゃ時間もかかる。
しかし、今ではPC上で自動で面付けし、
そのままアルミの刷版に焼き付けられる。
旧来のやり方の何十分の一かの時間で出来ちゃうのだ、
技術の進歩はホントにスゴい。
ただ、そうは言っても印刷物である。
刷版を焼くのに数時間もかからないとしても、
印刷して製本するのだから、それなりに時間はかかる。
どんなに短縮したって、最低3日は印刷会社に与えないと、
破綻する、というか、受けてもらえない、こんなご時勢だって。
昨日、水道橋から帰って来て、
新たな秘密案件の打ち合わせをする。
納期は1月中旬。
2016年ではない、2015年1月である。
コンテンツは今からゼロスタート。
入稿できるのはクリスマス。
そこか2校ぐらいまではなんとか・・・。
無茶苦茶な特急進行である。
知らんぞ、ホントに。
そんなバタバタで、またも21時ぐらいに会社を出た。
ホントにしんどい・・・。
目が覚めたら4時ぐらいだった、さすがに起き上がれない。
ゴロゴロしていたら、何と二度寝。
気付けば6時過ぎ。
6時を過ぎているけれど、まだ薄暗い。
一面の曇、ホントに日差しは薄らと。
ばたばたと仕度をして、8時前に家を出る。
寒さはさほどでもないので、コートは着ずに、マフラーだけで。
昨日と打って変わって、富士山は当然、雲の向こう。
週末も天気は悪そうだし、次に見えるのは来週?
目黒線はいたって普通だけれど、立っているのがキツいので、
白金高輪で始発に乗り換える。
会社に着いて、八王子の秘密案件のチェックの準備。
印刷会社に電話をして、平塚のリーフレットの増刷依頼、
特急で依頼したかったけれど、さすがに大手、
12月の超繁忙期なので、1週間以上もかかる、
いやはやなんとも。
印刷会社への注文書と発送指示書を作って送り、
紙屋さんへ注文書を作って送付。
営業担当に納品日を伝える前に、チェックの先生が登場。
鍵のかかる応接に通して、手順を説明する。
すぐに経営会議なので、会議中にiPadminiで送信する、
納品日を。
会議自体は1時間程度で終わる。
その間にチェックが終わっていなくてホッとする。
しかし、その後、さらに1時間、2時間・・・
13時近くに、小さい応接室に移動してもらって、
さらに30分後、ようやく1種類が終了。
13時にはもう1種類の先生がやってきているから、
さて、昼ごはんは何時何処で?
幸い2種類目は14時過ぎ、1時間程度で終わる。
次は15時だから、少し時間はある。
ただ、一昨日のこともあるし、遠出はできない。
てか、30分程度ってことは・・・
2か月ぶりのゆで太郎に決定である。
さすがに14時半近いから、店内は空いている。
豚天ごぼう(480円)
さて、豚天の豚肉はかなり厚みがあるので、
これに火を入れるために、長時間揚げたのか、
やたら硬いのだ。
しかも何の下味も付いていない。
そばつゆに漬ければいいんだろうけれど、
例によって、減らない蕎麦がそれを邪魔する。
結果、味のない、硬いだけの豚肉を食べることになる。
そして、ごぼう天も例によって木を齧っているような、
それぐらいの食感。
う~ん。
会社に戻ったら14時50分。
しかし、水曜日のようなことはなく、
いや、むしろ5分遅れ。
鍵のかかる応接室に閉じ込めて、
3時間ぐらいか?そんなことを思っていたら・・・
また無理な相談をしたいんだけど
そしたら、コンサルティング担当がやってきた。
今度は何?へっ、年内に製品にしろ?
たった4ページだけれど・・・
すぐにデザイナーに連絡して、空き状況を確認する。
やってくれそうだけれど・・・
古い付き合いの印刷会社に無理矢理ねじ込み、
外堀は埋める。
しかし、内容が・・・
作れるのか?
いや、作るんだけれど、ただ、誰が?オレ?
特急仕事はしたくないんだけれど・・・
11/27(木)
60分ぐらい、何とかなりますよ
営業課長がそんなことを言う。
口からデマカセは得意だけれど、
しかし、デマカセだけで1時間は無理。
1時間も人前で話すなんて、オレにはできない。
てか、人前で話す事自体、得意ではないし。
目が覚めたら5時半だった。
休めたら、このままベッドにいられたら、どんなにいいだろ?
そんなことを考えさせるのは、寒さ以上に疲れ・・・。
6時過ぎには紫がかったキレイな青空。
寒いには寒いけれど、昨日ほどではけっしてない。
コートを着ずに、スーツの下にカーディガンを羽織る。
少し歩けば、それでも十分過ぎるぐらい、
いったいなんだったんだろ?昨日の寒さは。
しかし、その寒さのおかげで、
富士山の冠雪はさらに進み、キレイな姿。
目黒線は快調だけれど、会社に早く着いたいので、
永田町で下りて、とことこと。
今日のコンペのカンプを出力するためである、
人が多くない時間帯に。
昨夜、カンプの出力、手伝いましょうか、
なんて言ってくれた子分もいたけれど、
夜に大量の出力はさすがに憚られるし。
せっせと中面を出力して、さて表紙。
A3で出力して、A4に切ればいいか・・・
しかし、ディスクカッターでまとめて切ろうとすると、
歯がメタメタで、がっさがさである。
よもや、手で1枚ずつ?
無理なので、A4で出力しなおす。
何をしているんだか。
カンプをまとめていて、ふと気付く、
いかん、古いカンプが1枚入っている。
また、1枚を出力しなおして、ようやくほっと。
そしたら気付く、企画書も古いカンプを貼付けていたことを。
企画書を修正しようと思ったけれど、
インフルエンザでダウンした営業担当のピンチヒッター
営業課長が作業中・・・
しょうがないので、先に昼ごはんを食べよう、
そう思って日テレ通りを北上する。
さすがに12時半過ぎ、人通りが多いし、
並ぶハズのない店の前にも人が2~3人。
日高屋市ヶ谷八幡町店に入っても、
驚いたことに1人が待っている。
どうなってるんだろ?
野菜たっぷりタンメン(500円)
それなりに待つことに驚きながらも、
せっせと350gの野菜を胃に収める。
それなりに急いで、もちろん自分なりに、だけれど。
会社に戻ると、企画書を編集できる状態になっていた。
修正して、営業課長にコレから出力する、と告げると、
もう終わっている、と。
まあ、いいか、口頭で説明すればいいだけのこと。
ちょっと仕事をして、営業課長と一緒に15時前に会社を出る。
水道橋のクライアントに15時20分に到着するけれど、
担当の女性はいない。
まだ、前の社が続いているんだろうけれど、
15時半を5分過ぎ、10分過ぎ・・・
普通に雑談をしていたけれど、講演の話しになる。
前の営業部長はホントにウマかったし、
営業課長だってそりゃウマい。
60分だって普通に話せるらしい。
無理だよなあ、講演なんて1回しか経験がないし、
そもそも人前で話すのだって苦手だ。
15時45分ぐらいに始まって、まずは営業課長から。
企画の背景の部分まで話してもらって、
コンセプトから企画内容をオレが説明する。
まあ、ウケた。
しかし、ウケることが目的な訳ではない。
どっちに転ぶか・・・それすらわからん状態。
話術とは違った所での判断、ホントにどうなる?
いやはや